強制移住をしたのはソ連であって日本ではない。
もちろん因果関係をいえば知らぬ顔というわけにはいかないが、
日本の悪事によって派生した他国の悪事にまで日本人が責任を
感じる必要はないと思う。

ただ、日本の悪事による責任は十分にとらねば。

時々、朝鮮の南北分割についての日本の責任を語る人がいる。
もちろん、日本の植民地支配がなければそれは起きなかった。
そういう意味で因果関係はある。

だが責任はない。

責任は米ソ、とりわけ米国にある。
フランスがヒトラーから解放されても分割などされなかった。
直ちにフランス人による主権が回復された。

他国によって支配された国が解放された時に分割が起きる必然などない。
日本が分割されなかったことでもそれはわかる。

なぜ朝鮮は分割されたのか。
それは米国が日本から奪った戦利品としか朝鮮を認識していなかったこと。
取引のために北半分をソ連に投げ与えるという非人道を平気で
行ったため。

分割に関しては日本人が責任を感じることではないと思う。
日本人が責任を感じるべきことは他にとても多くあるけれど。

20年以上昔のウズベキスタン短期旅行で、サマルカンドの巨大市場にキムチ等を売る東洋系の人達が居るのを不思議に思ったが、本記事の一部が書かれている「朝鮮戦争の正体」で合点がいった。

> 彼は日本大使に会うことを意図的に避けたのであろう。

孫崎さん個人への嫌悪でなく「日本」への嫌悪だが、感情的には もう「日本」＝「日本人」だろう。
過去の日本、日本人が仕出かした事のために、自分にしてみれば謂れの無い怒りや敵意を被るのは本当に気分が悪い。
私の場合は国外のレストランで席に着いても絶対にオーダーを取りに来ない━程度の事ばかりだが、あからさまに棘があった相手の表情、態度は「何故だ？」と共に記憶から消えない。
あるいは、過去とは関係がなく、単に東洋人というだけで そういう目に遭ったりするのか。

> 彼らは「朝鮮人であるがゆえに如何に迫害されていたか」を語った。

自分に特に非が無くとも人種の所為で差別される。その人種自体が「非」だと決めつけられる。しかし、「個を見て 国や人種を見ず」と教育されている（独学含む）人は決して そんな決めつけをしないのも また事実でないか。

1943年、ソ連との国境をなしている国は満州国と日本の植民地たる朝鮮。満州国は日本の完全な傀儡国家。関東軍が事実上支配し、国境を越えて侵略する戦略を持っていた。当然、ソ連では極東に住む朝鮮人が問題を起こすとみられ、内陸奥の土獏に移住させた。

それは、在カリフォルニア日本人がみぐるみ剥がされてアリゾナの砂漠に移住させられるのと同じ原理だ。でも、アリゾナの砂漠で艱難困苦した日系人は大日本帝国を憎んだとは聞いてない。彼らは、直接、米連邦政府を憎み訴えた。しかし、ユーラシア中央部の土獏に移住させられた朝鮮人はソ連ではなく大日本帝国を憎む。私にはその心理は良く分かる。

自民党の諸君と自民党系の日本人の中に朝鮮人や中国人の本当の気持ちが理解出来ない連中が結構多い。インドネシア人、マレー人、台湾人には日本びいきが多いのに朝鮮人や中国人の気持ち「わかんない！」と言うミーハーが沢山居る。

インドネシア、マレーについては支配者として威張っていたオランダ人やイギリス人を大日本帝国が武力で一瞬に蹴散らして、すぐそのあとに念願だった「独立」が無償で彼らの手に入った。日本は救世主だ。台湾も対岸の大陸が日本の侵略に遭って地獄になっていたにも関わらず、台湾は日本の植民地だったゆえに平和なパラダイスだった。好きな商売も十分できて大陸から親戚縁者を自由に呼び寄せることが出来た。それはもう、日本人はもてもて。彼らにとっては最大の顧客だったのだから。

自民党員、自民党ファンは歴史の勉強を一段と深めねばならぬ。さもなければ、大きな代償を払わされる。中国大陸とは価値観が違うとか、おぼこい少女みたいなことを言っている場合じゃない。

何度もこの板で言って来たが、もう一度、マレー人の偉大な政治家のマハテイール　ビン　モハマドが「日本人は気を付けろ！米国の鉄砲玉になっては駄目！」という忠告に日本人は真摯に耳を傾けねばならない。

孫崎さんの最後の言葉に違和感を覚える。
＜彼らの過酷な運命は「日本」があったから生じた＞

日韓併合は１９１０年から１９４５年まで続いた。併合の端緒は、韓国の近代化と儒教で国家体制が縛られており脱皮したいという韓国人の願望が強かったのではないか．「一進会」１００万人署名を李完用首相に嘆願書として提出したが、伊藤博文は大反対した。韓国の近代化は韓国自身が成し遂げなければならないし、日本の国家予算を韓国のインフラなどの整備に費やさなければならず前向きなれなかったのは当然といえる。現実的に１９０５年から１９４５年まで国家予算の１０％以上を韓国支援に支出している。併合によって韓国人が日本人から搾取されていたような状況でなく、台湾などと同じように韓国のインフレなど国家のために尽力したと捉えるべきでしょう。

>>4
>10%以上を韓国支援に支出している。

それってどういう事実認識なのでしょうね。
韓国などという国はないのに。
朝鮮というところは日本なのに。

それを言うなら中華人民共和国中華人民共和国政府は
チベットにもウィグルにも南モンゴルとやらにも
莫大な金をつぎ込んでいますよ。
その結果中国のモンゴル人とモンゴル国のモンゴル人の
生活水準に大差が付いているほど。

なぜそんなことをするか、
そこは中華人民共和国だから。

米国は拡張主義先進国だからその辺りがよくわかっていて
プエルトリコもフィリピンも自国の領土にはしませんでしたね。

あんな奴らを豊かにするために一ドルもつかいたくなかったから。
日本や中華人民共和国は後進国でしたからとにかく領土をとにかく
拡げたかった。
その結果莫大な持ち出しとなるわけです。
アホですね。

もっとも今では朝鮮半島の北部には莫大な地下資源が眠っていると
しれてますから朝鮮支配が永続的に成功していれば得だったのかも
しれませんが。

>>4　関連
調べていくと、日本は様々な功績を残こしている。
１９４５年敗戦後，水豊ダムの強力な発電能力は北朝鮮建国への一役を担っていた。農業中心の韓国に対し、北朝鮮は水豊ダムなど複数の発電設備や重化学工業が多く残されたおかげで１９６０年代までGDPは韓国と拮抗していた。１９６５年日韓基本条約によるにほんからの経済支援で韓国は７０年代半ばから北を抜き去り差を広げている。

孫崎さんが指摘される彼らの過酷な運命は「日本」があったから生じたというのは余りにも日本の先人たちに失礼な言葉ではなかろうか。

>>4
台湾と朝鮮半島の違い。前にも言ったと思うのですが、まあ、それはともかく、今日も私の文章読めば、お判りでしょうが、一応、ざっとおさらいしますと、次のようになります。

全ては日清戦争。

台湾は清国も重要視してないほど、化外の地、マラリアが蔓延し、福建人が高尾に漁村を作っていた程度で原住民の人口が多かったと言われてます。その化外の地を福建人と共に開発したのです。日本人と福建人はジョンイント・ベンチャーだった。蒋介石が逃げ込んで圧政を布いた地獄にくらべれば、台湾人には懐かしい植民地です。天皇筆頭株主の台湾製糖がぼろもうけしていても、懐かしい植民地時代があったのです。

日清戦争の橋頭保に選ばれ、早々植民地になった朝鮮半島。台湾とは事情が全然違う地です。朝鮮人から見れば、日本人はちょっぱり。日本語に訳せば、豚の爪。タビや下駄履くから、割れてると言う蔑視用語なんですが、それはともかく。朝鮮人にとっては、倭人は漢文を読めない、子供を捨てても平気な化外の人だったのです。その未開の野蛮人が秀吉の時と同じく明治になってなだれ込んだ。朝鮮人のその受け止めは永遠に変わらないですよ。

貴殿の今日の文章を読んでいると、ますます、「おぼこい少女」の感を強めます。

>>6
＜先人たちに失礼な言葉＞

孫崎先生は科学精神（皇国史観とか歴史修正主義から離れた立場）に基づきウルグアイ在住の朝鮮人の今も残っている精神の一端を随想の形で記されたのです。

先人たちも、貴殿に対して「もう、いい加減にしなさい。それでいいのよ。安らかに眠らせて欲しい」と言ってますよ。それが聞こえませんか。

CHANGEさんには不満でしょうが、時代が音をたてて変わっていきつつあるのです。「米国第一」にこだわるのをやめて、いさぎよくアジア人の一員としてやり直しましょうや。

>>7
チョッパリが豚の爪。
わたしは 有蹄類だか目だか。
要するにヒズメのある動物ですね。
朝鮮語の俗語と習いました。

植民地朝鮮を肩を揺すって歩いていたであろう日本人が
履いていたゲタやゾウリが蔑みを込めて朝鮮人に
日本人をそう呼ばせたと。

わたしはそれを知ってゲタはやかましいからもともと
履きませんでしたがゾウリはよく履いていたもので
ちょっと困ったものです。

ただ韓国旅行では鼻緒のある履物はやめたほうが良いかも。

>>8
日本の先人達というのはクズでした。
どんなに認めたくなくともそれは認めないと
前には進めません。

わたしの父親もクズでした。
昔、テレビでは毎日ベトナム関連報道がされていました。
ある日、米兵の今日の戦死者という報道がされた時に、
父は言ったものです。

「あんなもの原爆を何発か落としてまや終わりだがな」
米国がそれをしないのがさも気に入らないようでした。

わたしは父を否定しないと前には進めない人間なのです。

>>6　追記
朝鮮の事大主義は、より大きな軍事力を持つ周辺国に依存した。
朝鮮人は卑下しているとは考えず、自分たちは弱者だから強者の庇護を受けるのは当然だと考えている。

日本・清朝・ロシアが引き込まれていき、日清戦争の次は日露戦争と引き込まれ、併合後二次大戦後は日本が敗戦国となり、庇護者を米国、ロシア、中国に頼りながら、北朝鮮、韓国とも統一の意志を持っていた。一緒になりたいといいながら庇護者を求めている。その結果が米国と中國・ロシアの分断がある。日本が批判される理由がない。一面事大主義の自業自得といえる。

>>11
貴殿は笑えないほど可笑しいですよ。現代日本は米国の属国だと、中国は当然ですが、北朝鮮からも、韓国からも蔑まれてますよ。

ASEANは安倍さんが一生懸命頑張ったけど、日本の言う通りにはならなかった。腐りきったカナダとオーストラリアの右翼の白人が自由民主党をよいしょしているだけです。名誉白人の日本人ではアジア全体には説得性は無い。蔡さんみたいな女性右翼が日本を中国共産党にぶつけたがっているが、台湾はいつから極東のイスラエル気取り（米国をイランにぶつけたがっているが、イランのバックにロシアに加え、中国が乗り出して来て、米国はイランに手も足も出せない）になったんでしょうかね。

>>12
>朝鮮人は卑下しているとは考えず,自分たちは弱者だから
強者の庇護を受けるのは当然と考えている。

昔、中曽根という男が中立国のフィンランドが反ソ連でないことを
称して、ソ連のお情けを請う国ととんでもないことを言いましたが、
右翼というのは他国をあげつらう時、日本はどうかとは考えないのですね。

>>13
全くそうですね。