1:東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞任した。この辞任に至る道筋は、従来の政治の流れと異なる動きを見せている。
2:まず批判の渦中にあった森会長は4日、報道陣の取材に応じ、女性に関する発言には謝罪。その上で「辞任する考えはありません」と職を全うする意向を示した。
3:政府・自民党関係者は森会長の発言を「好ましい者とはみなさない」との発言を行ったが、辞任など処分に言及する人はほとんどいなかった。
 逆に自民党などの要人で、辞任を行う必要がないとの発言が続いた。
 橋本聖子五輪担当相は5日の閣議後の記者会見で橋本氏は森会長辞任を求めない考えも示した(時事)。さらに「「自民党の世耕参院幹事長は5日の記者会見で、森喜朗会長が女性蔑視とも取れる発言をしたことに関し、森氏について「余人をもって代えがたい。森氏以外に誰か五輪開催を推進できる方はいるのだろうか」(産経)
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