ホセ・オルテガ・イ・ガセット(1883年- 1955年)は、スペインの哲学者。代表先に『大衆の反逆』。佐伯啓思著『近代の虚妄: 現代文明論序説』からの引用。
一切の歴史的経験や自らの経験を超えた偉大なものから学ぶという精神を失った人々は、もはや自分自身でものを考えるすべも持たない。
ところが高度な民主主義の政治は、こうした人々を政治の主役にしようとする。
かくて、実際には、ほとんど気分に左右され、社会の大勢に同調するだけの凡庸な人々が、その凡庸さをひとつの権利として、あるいは、政治的意見として主張するのである。
{今日の大衆は、彼等が喫茶店から得た結論を実社会に強制し、それを法の力を与える権利を持っていると信じているのである}と彼はいう。「法とは本来、過去の経験から積み上げられるものであり、法の中に暗示された経験は、間違いなく、喫茶店でのでまかせな政治主張よりは深いものを持っているであろう
政治思想:大衆・政治家と政治(オルテガの思想の紹介)「一切の歴史的経験や自らの経験を超えた偉大なものから学ぶという精神を失った人々は、もはや自分自身でものを考えるすべも持たない。ところが高度な民主主義の政治は、こうした人々を政治の主役にしようとする」
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コメント
コメントを書く(ID:19005377)
>>12
幕末の長州藩毛利公は殆ど痴呆症みたいに見えたとアーネストサトウは日記に書いています。安倍さんも長州出身。国会答弁を聞いているとそんな感じを受けます。勿論、現代ですから、こずるいそれに聞こえてきますが。
(ID:21835634)
>ほとんど気分に左右され、社会の大勢に同調するだけの
凡庸な人々が、その凡庸さを一つの権利として、あるいは、
政治的意見として主張するのである。
好ましく思っていない人は90%を超えるのでしょうとか
日本人であれば極めて当たり前の気持ちとか
自分の主張にには別段論理も根拠も必要でなくふわふわした
意思と凡庸であろうが多数の同類がいればそれで安心。
本当は自分の意見などないのだが、主張はしたい、
やれやれ。
(ID:18367902)
>>14
勉強しないというより、自分に都合の悪い情報はシャットアウトしているのでしょう。
「自分の主張には別段論理も根拠も必要でなくふわふわした意志と凡庸であろうが多数の同類がいればそれで安心。」
こんなことを言っていては、仲間が増えることがないのでしょう。データを基にして反論したら。せめてデータの根拠はと問うべきでしょうし、その反論を期待していた。)
言論NPO(日本)と中国国際出版との共同世論調査が実施されたが、朝日などの報道機関が結果を11月19日に発表している。
調査数は日本1,000人、中国1571人である。
中国 ①良い印象45.2% ②悪い印象52.9%(前年と同水準)
日本 ①良い印象10% ②悪い印象89.7%(前年より5%悪化、13年は92.8%))
悪化の原因
①尖閣問題
②コロナウイルスに対する中国の対応
③政治体制の違い(言論の自由:香港問題)
④軍事力の増強
⑤中国の国際社会での行動
⑥米中経済戦争