A-1 事実関係 NYT掲載論評「バイデンはアメリカが世界をリードすることを望む。だがそうすべきでない。米国の指導は米国外交エスタブリッシュメントが好む用語だが、それは時代遅れで危険(Biden Wants America to Lead the World. It Shouldn’t.U.S. “leadership” is a favorite trope of the foreign policy establishment. It’s outdated and dangerous. By Peter Beinart
・バイデン及び外交チームは「米国の指導」を信じている。国務長官に指名されたブリンケンは2015年この言葉を21回使用しているし、バイデンは今春フォーリンアフェアーズ誌で「何故米国は世界をリードしなければならないか」を掲載し、先週安全保障担当補佐官を発表した時、バイデン氏は
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原発設置の許可において。極めて重要なのは設置場所の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)の評価。この基準値に耐える設計でなければ、地震時、原発に故障が出て、大被害を出す可能性がある。今般関電大飯原発3、4号機の耐震性安全審査基準不十分の判決に
コメント
末尾の筆者紹介に「the City University of New York」「editor at large of Jewish Currents」とあり、
米国ユダヤ人社会のある種の意見を代表するオピニオンリーダーというところなのだろうとおもい、
また、「the City University of New York」は、民主党やネオコンと関係のある大学だったはずだ、
・・・という以前に、どこかで、たぶんなんかの書評で、この人の名前聞いたことあるなとおもったのが気になって、
ネットをみると、奥山真司の文章を見つけた。
https://blogos.com/article/37122/
わたし自身は、Peter Beinart についてなにか説明する知識はまったくないが、奥山の文章に基づいていうなら、
Peter Beinart は、
ユダヤ人が自分たちの命と文化を守り、一方で米国内のユダヤ人コミュニティを分裂させないために、国(=イスラエル)が必要だ。
しかしイスラエルに正当性を与え維持してゆくためにこそ、
パレスチナ国家の建設が必要であり、米国の政治に注文をつけなければならない
という考えの持ち主なのだ。
今回の記事を日本人が、個々人の持つ文脈でどう読もうと、それはそれで勝手で自由なのだが、
NYTを、著者がだれか知って読むひとびとは、記事のイメージの中心に、、
米国の今後とるべきイスラエル政策・中東政策を思い浮かべながら読むに違いないであろうとおもう。
反イスラエルな日本人が、上のような文脈がわからずに、この論評をその通りですねなどと褒めてたりすると、笑える。
また、原文にあたってみると、
But look up the word “lead” in a dictionary and you’ll find definitions like “the first or foremost place,”
being “at the head of” and “to control a group of people.”
Leadership doesn’t mean motherhood and apple pie. It means being in charge.
とある。つまり、Peter Beinart のいうリーダーシップの放棄とは、甘くない立場を捨てて、
先頭にたつことも、事態を管理することもやめるということで、これはある意味ではトランプの継承ともいえる。
トランプとのちがいは、solidarity を強調していることだが、これをそのまま日米関係にあてはめると、
日米安保条約は強く維持しつつ、日本の主体的な関与を一層求めるということになるだろう。
こういう文脈もわからずに、この論評をその通りですねなどと褒めてたりすると、やはり笑える
わたし自身の受け止めは、奥山の文章から学んだことだが、
Peter Beinart が自分の国(この場合はイスラエル)の維持存続のために、米国の政治に注文をつける、
もっと直接的にいえば利用する、という発想をしているらしい点が印象的だった。
しかし考えてみれば、中国や台湾や韓国や北朝鮮も、これはふつうにやっていることだ。
このNYT論評の指摘通りにせよ、「後出しジャンケン」の典型でないか。
> バイデン及び外交チームは「米国の指導」を信じている。
DS、即ち、戦争屋/グローバル金融屋が世界を再び「米国の指導」の下に置きたいからこそ、傀儡にできるバイデン、ブリンケンを担いだのだ。
そんなことはサンダース/ウォーレンが引き摺り下ろされた時点で とっくに分かっていたことだ。だったら何故NYTはその時点で警鐘を鳴らさないのだ。NYTもDS側だからだ。
> 会談のトップにいなければならない(United States must “sit at the head of the table,”)と信じるのは、普通のアメリカ人ではない。
バイデンに投票した「普通でないアメリカ人」が8000万人もいるわけがない。
ツイートされた「今日の漫画」の解説:「泥舟になったと思えば逃げる」
そうだろうか。DS側に脅されたからでないのか。
「バイデン次期大統領の勝利という結果を覆す不正の証拠は見つからなかったと述べた」
孫崎さんが発した都知事選「48%問題」も「不正の証拠なし」扱いでアッサリお終い。だが、そんなものは不正に決まってるでないか!
その本家本元の米国で、桁違いの(バイデン側の)不正をDSはこのまま握り潰せるのか。
アベ、スガの数限りない不正/悪事も、結局は全て「ブタ箱にぶち込む程の証拠はなし」で片付けられてしまう日本と同じなのか。映画「ニュースの真相」の結末と変わらないのか。
YouTube「バイデンとハリスが主要な経済チームメンバーを紹介」(2020/12/1)-
47,181 回視聴
高評価:663
低評価:1383
DS側のYouTubeでさえこのユーザー評価、米国内で如何にバイデンは人気がないか ということでないか。
「普通の日本人」から支持されるわけがないアベ、スガが、それでもアッサリ首相に居座ってしまうのと同じカラクリで、バイデンが大統領に据えられようとしているのだろう。
(ID:19005377)
PETER BEINERTさんの論評は全くその通りですね。それをNYTが載せたというのが素晴らしい。
NYTと言えば、中国の人民日報と全く同様の性格の、勿論、VOICE OF AMERICAを伝える米国策新聞です。この記事掲載は米国のESTABLISHMENTの意向が変わりつつあるのを表わしていると私は解しています。米国が徐々にでもこのような方向に変貌していくことは世界の平和と公正に不可欠ですよ。
だが、米国には建国以来の植民地拡大主義が根強く残っています。ネオコン、CIA,NSAという暗黒勢力の暗躍はしぶとく生き延びて行くでしょう。でも、世界の潮流を変えることは出来ないでしょう。
それはそれとして、日本の朝日新聞は如何なものかと思いますよ。いまだに中国の悪口を書いて日本の嫌中感情を支えています。日本列島は中國と米国を止揚する緩衝域にならないといけないのにネオコン、CIA,NSAの喜ぶ記事作りに精を出してます。もうぼつぼつ米国かぶれを卒業して貰いたいのですが、営業上、難しいのですかね。もしそうなら、情けない話です。