孫崎享のつぶやき

原発設置の許可において。極めて重要なのは設置場所の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)の評価。この基準値に耐える設計でなければ、地震時、原発に故障が出て、大被害を出す可能性がある。今般関電大飯原発3、4号機の耐震性安全審査基準不十分の判決に

2020/12/05 09:30 投稿

コメント:4

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原発設置の許可において。極めて重要なのは設置場所の、耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)の評価。この基準値に耐える設計でなければ、地震時、原発に故障が出て、大被害を出す可能性がある。ここで、どの様な基準を出すかが極めて重要である。この数字が「基準地震動」と呼ばれる。従来より、関西電力が大飯原発34号機(福井県おおい町)に関して提示している基準は低すぎるとの論議がなされてきている。
(下記数字については要チェック)
 地震とガル(ガル(Gal)とは加速度の単位であり、地震の揺れによる加速度を表す単位としても用いる。)
2016年熊本地震の本震は、震度7を観測、熊本県益城町で最大加速度1,580ガル
・新潟県中越地震 1,722ガル・
 これに対して、大飯原発:最大加速度が 856 ガル。断層がある地域は想定ガルが高くなる。歴史的にこの地域は福井大地震があり、地震とは無縁でない。大飯原発に関しては

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コメント

>>追記 朝日の報道によると
規制委の判断は何だったのか
東京電力福島事故を受けて生まれた規制委は、自然災害で「想定外」を繰り返さないことは至上命題。基準値振動を関電が申請した700ガルから約1.2倍の856ガルに引き上げ新基準を満たすと認めた。

専門家規制委の判断が間違っていると裁判官が判断したことになる。

No.2 48ヶ月前

トランプは米国のDEEP STATEを批判した。DEEP STATEに最も近似する共和党の代表がDEEP STATEを批判した。米国社会は今混乱の極にある。

じゃ、日本にDEEP STATEはあるの?この疑問を私は今抱えているのです。そして徐々にその解答が得られつつあるのです。端的に言って、原子力発電所と在日米軍基地の周辺に群がる集団ではなかろうか。

最近になってますます思いが深くなってきていることは日本列島の安全保障を考えた場合、脱核、脱米軍基地を欠かせないことです。

脱核で大阪地裁の森裁判長の判決が出た。天晴!ですね。1959年3月30日、伊達裁判長が脱米軍基地で天晴な判決を出していたのです。あの時は私は無知蒙昧。なにしろ米国かぶれだった。日本列島全体が米国に吸収されても構わんと思う非愛国者だった。

今は私は違う。中国と米国を止揚する国家を列島に造ることを考える老年です。

No.3 48ヶ月前

>>1
このばらつき概念の適用は原子力発電所に限っての判決ですよ。論点をずらさないで頂戴な。

No.4 48ヶ月前
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