トランプ大統領は基本的に海外での米軍の撤退を望んできた。
 大統領選でバイデンに敗れたことがほぼ確実になってきた中、アフガニスタンとイラクに駐留米軍を各々2500人に削減実施することを決定した。
 ただし、新たに成立するバイデン政権はこの流れを歓迎しない。新政権の下で、元に戻すことを考えていくであろう。だが、イラクにおいては米軍の駐留に対する反対は強く。増派に向けて動くのは容易ではない。
A-1 事実関係 CNN「米、アフガンとイラクの駐留兵力削減を発表」11.18ミラー米国防長官代行は17日、アフガニスタンとイラクに駐留する米軍を来年1月15日までに削減すると発表。バイデン次期政権がスタートする1月20日の直前に目標期限が設定された。ミラー氏は、削減後の兵力はアフガニスタンで約2500人、イラクでもほぼ同数の兵力になると説明。現在、アフガニスタンには約4500人、イラクには3000人の米軍が