バイデンが大統領になり、明確に変わる政策の一つが対北朝鮮政策である。
 最終大統領討論会において、トランプは「自分が大統領になった時には北朝鮮政策は大混乱の中にあり、今にも武力衝突が起こるような状況であった。しかし、自分の政策により戦争がなくなった」と述べ、他方バイデンは「金正恩は独裁者だ。こんな人物と交渉するトランプは間違っている」と厳しく糾弾した。
 こうした流れからして、バイデン政権の北朝鮮政策は①核兵器開発、ミサイル開発の中止を強く求める、②北朝鮮側が呼応しない場合、制裁措置を模索することが出るとみられる。
 この中、韓国・東亜日報が、かつてバイデンに近かったジャヌージ氏のインタビュー記事を掲載している。
A-1:事実関係 (韓国)東亜日報「「バイデン氏はトップダウン方式に消極的」、側近のジャヌージ氏に単独インタビュー」(適宜入れ替えなど)
ジャヌージ氏は、バイデン氏が2000年代に米上院