藤田嗣治の代表作に(カフェ)At the Caféがある。1949年藤田がニューヨーク滞在中に描いた絵である。カフェの店内で黒い服の女性が卓上に便箋をおいたまま物思いに耽る。描かれたカフェはパリである。ただ物思いに耽る女性を描いた作品では国吉康雄の方がはるかに点数は多いし,訴えかける。「Daily News」(1935),「Burgundy](1935)、「Girl Wearing Bandana」(1936),「Café」(1937)等女性の厳しい生きざまを示唆している。
ただ、私は国吉康雄の作品で最も強い印象を受けたのは「ミスター・エース」(1952年作、福武コレクション》である。「国吉康雄の(アメリカから)消える芸術(THE DISAPPEARING ART OF YASUO KUNIYOSHI)」は「ミスター・エース」は300万ドルで日本側に売られた)」として、「この売却について「
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米最高裁判事にバレット氏(48歳、女性)指名。議会で承認されれば最高裁は保 守派6人、リベラル派3人で保守に。妊娠中絶、オバマケア、銃規制等に影響。 民主党は反対。議会紛糾すれば保守層はトランプへの支持を高める結果に。
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鳩山元首相は過去一か月どのようなツイートをしているか。反応多いもの順。最多「野党の皆さん、安倍政権の間どこにおられたのですか。共産党だけは頑張ってましたが、長期政権に最も貢献したのはあなたがたでしたね。仲間同士でケンカしたり。。。」
コメント
「小説 外務省II」は未読で恐縮ながら、表紙は目を引いた。特に絵心も無く、バットマンのジョーカーを連想しただけかもしれない。しかし、セガンティーニの時と同様、こうして作品の背景を教えられると印象もかなり変わってくる。星野氏曰く-
“日系一世という存在自体が「非アメリカ」と糾弾されるマッカーシズムの時代においては あらゆるデータが政治的に利用され...戦中の「敵性外国人」という立場は、太平洋戦争中の「アメリカン・デモクラシー」の擁護者としての戦争協力活動によっても相殺されなかった。こうした政治的謀略の渦中にあった画家の自己意識が仮面の像に投影されていると考える。”
国吉氏も「アメリカン・デモクラシー」などイカサマに過ぎないと身をもって思い知らされたのでないか。
映画「シェーン」のシェーンこそが米国だと思っていたら、実は、ワザと入植民を挑発して撃ち殺した殺し屋の方だったと悟ったようなものだろう。その上で ありのままに振舞ったら命を失いかねない。身を守るための「仮面」が要る。
一方では、国家や組織ぐるみのイカサマを隠す「仮面」もあるということだ。米国仕込みであろうが、戦後日本は着々とデモクラシーを根付かせてきた独立国である━こんなデタラメな「仮面」を悉く剥がしてきたのが、孫崎さんが出し続けている一連の「正体」シリーズである。
中曽根元首相云々のツイートにつき、書かずにはいられない。
日航123便撃墜にゴーサインを出したのが もはや疑いの余地無しの中曽根に使うべき税金など、1円たりとも無いのが当たり前だ。「居候」(チェーホフ)の まさに馬、犬同然となった乗員乗客。その後、中曽根の「両目は ぼんやりと曇ったものに覆われ」たりしたのか。一瞬も無いだろう。そうなってしまったのは ご遺族達の方だ。しかも、35年経った今尚その状態のままに置かれている。こんな不条理はない。
10年前に大勝利で国民から期待された鳩山内閣が巨大な力で短期で倒閣され、後に続く菅直人・野田政権は最悪で誰も望まない消費税増税を推進しながら議員仲間を駆逐するは、尖閣諸島の土地の国有化で日中関係を悪化させるは、の末に自爆解散で議員仲間を多数討ち死にさせるはと経済悪化と共に最悪の運営でリベラル勢力を消滅させました。
国民以外の巨大な力が民主主義の国に力を及ぼし、民主主義とは実際は不在で多くの人の諦めで選挙の投票率は極めて低迷気味となりました。
野党民主党の崩壊状態で民主主義とはマスコミを支配する巨大な力を持つ帝国が属国を支配するツールだと解った次第です。
中東では民主主義を進めるとカダフィのリビア政権フセインのリビア政権が打倒された後に政権崩壊前より中東国民は悲惨な状況です。
民主主義とは帝国による幻想と思えます。
それでも日本は民主主義による政権交代で鳩山内閣が倒閣されのを教訓に庶民と東京一極集中を是正しながら地方の為の本格政権を出現させ、外交では日米地位協定の改定と朴槿恵大統領が唱えた米中のバランサー仲介外交の実現が必要と思います。
消費税減税や撤廃は中小企業や庶民の為に必要と思います。消費税増税は不況政策を続行させて帝国の循環を進める政策でないかと疑っています。
(ID:19005377)
私、外務省Ⅱを二度読みました。二度とも、全く違和感なく読み終えたのを思い出します。内容に魅せられて、表紙の意味を深く考えることはありませんでした。
国吉康雄が、太平洋戦争時、対日プロパガンダに従事していたのと対照的に藤田嗣治は中日戦争太平洋戦争を通じて日本軍を鼓舞する絵をせっせと描いていたのです。
国吉康雄の絵は日本ではあまりもてはやされることはないように私は感じている。それも、米国に就いたことが遠因でしょう。
藤田嗣治は、敗戦直後、画壇の仲間から画壇を代表してGHQに謝れと言われ、日本に嫌気がさして、フランスに亡命しました。その後の彼の活躍は世界に羽ばたき華々しいものです。
戦争は芸術家までも巻き込み時により悲劇に追い込むのです。
中東は今も米国の戦争屋の戦場です。多くのミスター・エースがピエロとなって暗躍してます。中東に住む回教徒、アラブ人の苦難を思うと、「米国よ、いいかげんにしろ」と言いたくなります。幸いにも、東アジアは平和です。この領域が中東化しないのは強い中国、強いベトナム、強い朝鮮、強い韓国が主権を強固に主張しているからだと私は思います。皆様、どう思いますか?