孫崎享のつぶやき

『朝鮮戦争の正体』⑤7月発行、戦後日本国憲法で①国会を最高機関、②人権重視、③不戦を決めますが、朝鮮戦争でストップ、逆コースへ。①戦争と同時に警察予備隊設置。法律でなく政令、②新聞社等大量解雇、③戦争参加。今日まで続いているのです。「緊急事態条項」

2020/06/21 07:45 投稿

コメント:17

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日本は戦後、1946113日に新憲法の公布、1947年5月3日に施行しました。この憲法は様々な要素を含んでいますが、大きな柱は、国権の最高機関を国会とする、国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない、戦争の放棄をし、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」としたことです。

冷戦の深化によって、米国は日本を極東の拠点として、戦争しうる国にしようとします。そのため、次第次第にかつて戦争に導いた人々を、政界、官界、報道の分野で復権させ、人権擁護などを強力に推し進めようとする人々を排斥し始めます。しかし、まだ、国会は国権の最高機関ですし、露骨な人権無視は行われていませんし(対共産党や労働組合の弾圧は起こっていますが)、日本人が戦争にいく可能性もありませんでした。

しかし、朝鮮戦争の勃発とともに、この三つが崩壊していくのです。

朝鮮戦争がおこって、今度

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コメント

B氏には、「相手にするのはほどほどに」とか言ってて、自分から相手にしてるんじゃあ、「へい承知、合点です」(じゃなかったかな 笑)と答えたB氏の立場がないだろうとか、おもわんのかねえ、しかし。

ガサツ。

No.18 51ヶ月前

あ、「B」は「ぶ」ですよ ねんのため

No.19 51ヶ月前

いちおうまともなことも書いておくと、

考えてみると、ナチ氏って、「米国が好きかどうか」ってよく問題にするよね。CHANGEさんに対しても、ときどきそんなふうにしつこく問い詰めている。彼にとっては特殊な問題なんだろうね。つまりコンプレックス。

たぶんこの世代としてもコンプレックスなんだろう。木村幹の文章にあったと記憶してるが、最近の若い世代の韓国人と、年寄世代の韓国人との、日本に対する見方感じ方とパラレルな感じだな。ま、わたしは米国だけをとくに好きかどうかなんて考えたことないですよ。

No.20 51ヶ月前
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