1:サンダース上院議員は13日、バイデン氏が支持者向けに行ったネット中継に参加。「トランプ氏を1期限りの大統領とするため、できることは全てやる」と全面的な協力を約束した。
2:バイデン側の利益
11月の本選に向けて挙党態勢を構築したいバイデン氏にプラス。前回大統領選挙では、ヒラリーとサンダースの和解が成立せず、ヒラリー敗北の一因とされている。サンダース支持者には若者が多く、その支持は大統領選挙戦で貴重。
3:サンダース側は、選挙協力をすることにより、成立した時のバイデン政権の政策に、自己個主張を反映させることにある。 両氏は六つのテーマに関して政策を擦り合わせる「タスクフォース」を設置することでも合意した。
・経済、(バイデンは最低賃金15ドルをサンダースに約束している)
・教育、
・医療保険 サンダースは全ての者に医療保険を。バイデンは「60歳以上」を述べる。
・犯罪分野での正義、
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ケネデイー暗殺後、米国のファシズム勢力が取り組んだ仕事はフランクリン・ルーズベルトの国賊化、つまり、社会主義者というレッテル貼りとチャーチルの再評価だ。それは今も続いている。米帝国が支配する西側諸国(勿論、日本はその最右翼に位置している)の大衆へのその為の洗脳にメデイアが総動員されて来たのだ。米民主党もすっかり洗脳され牙を抜かれてしまっている。実に嘆かわしい。
そういった状況下、牙を抜かれてというより共和党をも出し抜くほど保守丸出しのバイデンが「PROGRESSIVE」を口にした。これは、驚くべきことだと思う。バイデンはウクライナ疑惑をもみ消しにやっと成功し、次にサンダースの社会主義の不気味さを知り、最後には今回のコロナで資本主義が根本から崩壊したのを目の当たりにして、原点に目覚めたのだろうか。
トランプの岩盤支持層と言われる貧乏な白人が反中国で結集するのに対してバイデンが中国との関係修復を選挙の目玉にして、PROGRESSIVEを打ち出せば、トランプに勝つかも知れない。