A-1 問題の背景説明

「検察人事に待った!奇怪な黒川東京高検検事長の定年延長」田中秀征 webronza

131日、安倍内閣は東京高検の黒川弘務検事長の任期を、特例として半年間延長することを閣議決定。 検察庁法によると、検察トップの検事総長の定年は65歳、ナンバーツーの東京高検検事長以下の検察官の定年は63歳。この閣議決定によって、本来なら27日の誕生日に63歳になり、定年で退任するはずの黒川氏が、87日まで在任。

 現在の稲田検事総長は、814日の誕生日で65歳の定年。検事総長の任期はほぼ2年。黒川氏の定年を87日まで延ばせば、稲田氏の後任の検事総長に任命することが可能。

 庁内では27日に退任する黒川氏の後任には、林真琴・名古屋高検検事長が横滑りし、その林氏が稲田氏の後任の検事総長に就任するはずだったらしい。

 昨年来、安倍首相自身が深く関わる「桜を見る会」問題や、秋元