出典:G.B.サンソム、『世界史における日本』(岩波新書、一九五一年)
サンソムは一九〇四年に駐日英国大使館に配属。コロンビア大学東アジア研究所の初代の所長。前掲書よりの抜粋。
サンソムが指摘する秀吉時代は、田中角栄の時代を彷彿させるようにも思われる。
〈エリザベス時代は乱暴な時代、惨酷な時代であり、多くの点で粗悪通俗な時代であったが、そこには希望と勇気をもって、ゆるぎない確信と純粋な情熱でもって世界に立ち向かう血気盛んな若さというようなあらゆる好ましい素質が一世紀位の間はあったのであります。〉
〈私は信長や秀吉の時代にエリザベス時代をきわ立たせるものと同じ素質を見出すものであります。日本は封建主義体制の終末と社会改造への懸命な努力をむかえます。いまや新しい人々が権力を握り、新しい地平線が日本にとって開いて参ります。世間には冒険心があり、前の時代ならば世に出なかったであろう人々の心に大胆
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>>2 追記
中国、韓国に主体を置いた完成品生産先を変えざるを得ない状況が急速に早まっている。韓国は、韓国自身が日本製品不買運動を展開し、日本との距離感を強めようとしており、韓国自身が他の道を選択しようとしている。韓国との関係では、韓国との交流により利益が相対的に低くなっていくわけであり、日本は他国との交易を拡大し、韓国との関係を薄めていくことになるのでしょう。日本が困るわけではない。中国は、6%成長に低減しているいるが、実質的には、0%どころかマイナス経済に入っているのではないかという数字が出始めている。自動車の生産・販売が低下していることが気にかかる。減税と箱物建設でカバーしてきたが、限界が出始めたようだ。中国に対する投資が一気に東南アジア、インド、南米、アフリカに移って行くのでしょう。日本という国は、そういう国であり、韓国、中国は日本をもっと利用すべきであるが、日本に追いつき、追い越したという誤った気持ちを持ち始めれば致し方ないのでしょう。
(ID:19005377)
>>3
中国は日本と仲良くし、ウインウインの関係を更に強化したい意向を示しているのに何故貴殿は素直に応じられないのでしょうか?
韓国も日本とウインウインの関係を深めようと頑張っているのに邪険に対応しようと貴殿は何故思うのでしょうか?
貴殿みたいな心境になるのはある学者に言わせると何かの喪失感があると診断しているのですが、貴殿の場合、何か喪失感があるのでしょうか?
是非、お教えください。
(ID:18367902)
>>4
日本の海外分業生産の流れを言っているのであって、私の希望的観測を言っているわけではない。韓国の場合、日本製品の不買、裁判で徴用工の企業賠償になっていけば、製品生産の分業体制の見直しにつながり始めたことを言っているだけであり、「ウインウイン」などと日本人は理解しないでしょう。私が「うつ」でも何でもいいですが、方向性をいっているだけです。
中国の場合は,尖閣諸島に対する中国の行動が災いしているのか、日本人の意識「良くない」が84.7%であり、は逆に中国人が日本人を見る「良い」は45.9%になっている。(日中の共同世論調査の結果である)。また、米中貿易戦争の余波が日本にも降りかかり、日中分業体制が見直されているのも致し方ないことでしょう。私の勝手な見方ではありません。経済界の動向を言っているだけです。