孫崎享のつぶやき

安土桃山、粗悪通俗だが活力、サンソム(『日本国の正体』より)「信長や秀吉の時代の日本にエリザベス時代を際立たせる「闊達(GUSTO)」の風がありました。繊細、洗練は少ないが、生活意欲があって、用心深く吝嗇な物ではなく、流行に惜しげもなく消費する生活。

2019/10/29 09:35 投稿

コメント:7

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出典:G.B.サンソム、『世界史における日本』(岩波新書、一九五一年) 

サンソムは一九〇四年に駐日英国大使館に配属。コロンビア大学東アジア研究所の初代の所長。前掲書よりの抜粋。

サンソムが指摘する秀吉時代は、田中角栄の時代を彷彿させるようにも思われる。

〈エリザベス時代は乱暴な時代、惨酷な時代であり、多くの点で粗悪通俗な時代であったが、そこには希望と勇気をもって、ゆるぎない確信と純粋な情熱でもって世界に立ち向かう血気盛んな若さというようなあらゆる好ましい素質が一世紀位の間はあったのであります。〉

〈私は信長や秀吉の時代にエリザベス時代をきわ立たせるものと同じ素質を見出すものであります。日本は封建主義体制の終末と社会改造への懸命な努力をむかえます。いまや新しい人々が権力を握り、新しい地平線が日本にとって開いて参ります。世間には冒険心があり、前の時代ならば世に出なかったであろう人々の心に大胆

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コメント

>>4
日本の海外分業生産の流れを言っているのであって、私の希望的観測を言っているわけではない。韓国の場合、日本製品の不買、裁判で徴用工の企業賠償になっていけば、製品生産の分業体制の見直しにつながり始めたことを言っているだけであり、「ウインウイン」などと日本人は理解しないでしょう。私が「うつ」でも何でもいいですが、方向性をいっているだけです。
中国の場合は,尖閣諸島に対する中国の行動が災いしているのか、日本人の意識「良くない」が84.7%であり、は逆に中国人が日本人を見る「良い」は45.9%になっている。(日中の共同世論調査の結果である)。また、米中貿易戦争の余波が日本にも降りかかり、日中分業体制が見直されているのも致し方ないことでしょう。私の勝手な見方ではありません。経済界の動向を言っているだけです。

No.5 61ヶ月前

今回はわたしに向けられたものではないけれど、あまりにひどいとおもうので、例外的にコメントします。自分も同様な被害者だとおもうので。

日韓関係も日中関係も、フレデイ タン さんのいうような単純なものではない。たとえば、文大統領が「こうなれば、それが日本とのウインウインな関係だ」とおもっても、日本国民の多くがそうおもわないことなんかは、普通にあるでしょうに。交渉というのは個人間でも国家間でもそこからはじまるのなんか、常識以前。

こんな常識もなく、よくエアコンのセールスなんかできたもんだとおもう。

しかし、フレデイ タン さんにはフレデイ タン さんの、日韓・日中関係のとらえかたがある。問題は、フレデイ タン さんのように考えない相手には、こころの問題があるかのように考えているところです。

そういう考え方がどれほどまともでないか、よく考えてみればいいと思う。

No.6 61ヶ月前

しかしまあ、「自分の考えに相手が従わないとき、それは相手にこころの問題があるのだ」というのは、別の観点からすれば、まちがいではない。

中国も韓国も北朝鮮も、「自分の考えどおりに日本が動かないのは、日本国民のこころの問題だ」ととらえて、日本国民相手にきょうも情報工作活動にいそしんでいることでしょう。

No.7 61ヶ月前
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