〈日本の気候の独自性は変わりやすいという点にあり、これは酷暑の夏と寒く雪の冬という両極端をつないでいる〉
〈日本人の気質も「調子の早い移り変わり」という点で際立っているが、これは「執拗」の対極に位置するものであろう。事実この気質は根本的に「受容性」と「忍従」に由来している。〉
出典:オギュスタン・ベルク著『風土の日本 自然と文化の通態』(筑摩書房,一九八八年)
■解説
オギュスタン・ベルクについては先にも触れた。
ベルクは和辻哲郎氏の考えにも十分に配慮し、日本人の気質の特徴である「受容性」と「忍従」について、次のように語っている。
〈和辻によれば、モンスーン気候の影響によって証明される。というのも、モンスーンは厳しい暑熱と湿潤を伴い、人間は台風の抗し難い猛威に耐えるのと同じように、それを耐え忍ばねばならないからだ。対抗するには及ばない〉
更に和辻を引用し、
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コメント
あとほんのちょっとで首都圏壊滅というところまで
いきながら、原発やる気満々の自民党支持がちっとも
落ちないのは日本人のその気質が作用してのことかもしれない。
日本人は、先の戦争ですらあらがえない天災として
処理したのかもしれない。
和辻哲郎の著書「風土」に強い影響を受けたというより、「風土」を「風土学」として「風土」の主体性を論じている。
物理的ないし自然的・生態学的な次元に属する「環境」を物理的である、物理的であると同時に感性的である「風土」とは根本的に異なることを強調される。
「環境」は客体として科学的に研究することができるが、「風土」」は人間の主観性をはさみ、主体と客体の間に成立する。
自然と人間が共生しなければならないが、環境の総体的荒廃は、近代の主体がその「風土性」を否定したことによって引き起こされている。
「欧米」より「米国」の自然観が強く影響している戦後の在り方に対する大きな警鐘とみる人がどれだけいるか。日本人が日本の良さを忘れているが、今一度日本を見直すべきでしょう。
東京大空襲の一般市民虐殺もヒロシマナガサキも
天災なのだ、誰を恨んでもいけない。
だから無類の親米国でいることができる。
原爆の日の追悼式の式辞にも、それを報じるマスコミの
ニュースにも、米国、トルーマン、エノラゲイといった
固有名詞は絶対に禁句であるのは皆さんご存知でしょう。
理由がわかったぞ。
あれは米国がやったんじゃない、
天災なのだ。
だから韓国に腹をたてる。
天災と思え。
日本を恨むのは筋違いだ。