A-1 事実関係「トランプ氏を「無能」と報告の英大使辞任」(産経新聞)
トランプ米大統領を「無能」などと批判したダロック駐米英国大使のメールなどが流出した問題で、ダロック氏が大使を辞任した。英メディアが10日、一斉に報じた。メイ英首相も10日、下院演説でダロック氏の辞任を明らかにした。
(注:大使の報告電「今後、より正常な状態に近づいたり、機能不全や予見不可能性、外交下手、無能さが改善されたりするとは考えられない」などと報告していた。
流出の問題をめぐっては、トランプ氏がメイ首相を批判する事態に発展しており、ダロック氏が責任を取ったとみられる。(英語:「“We don’t really believe this Administration is going to become substantially more normal; less dysfunctional; less unpr
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コメント
大使が自己の職業的経験・知識・良心をかけて、事実の精密な分析に基づいた上での相手国首脳についての、ときには辛辣におよぶ自己の意見を本国に伝えるのは、大使の本来業務であり、なんらおかしなことではありません。言わずもがなですが、辛辣であれば良いと言っているのではなく、自国に益すると私心なく信じた上で、いわば職業として、ときには辛辣なことをいうことが業務なわけです。
中国や米国の駐日大使も、安倍政権内の人物についてときには辛辣におよぶ意見を本国に伝えているに違いないし、わたしとしては、日本の駐米・駐中大使も米国や中国の首脳に対して同様であることを願っています。
このできごとでキモとして考えなければならないのは、こういうメールが外部にもれたということだとおもいます。
また、結果的にトランプがダロックにダメ出しした以上、ダロックは駐米大使の続行はできず、辞任は仕方のないことだとおもうし、ジョンソンが「大使を支持するともいわず、トランプ非難も行わなかった」のも、かしこい態度だとおもいます。しかし、こういうことが起こると、みずからの思惑にしたがって利用しようとするひとびとは、英国にも多数いるのでしょうね。
英国大使のメールが漏れたと言うことは英国大使館内から発信される情報は米国情報部に筒抜けになっていると言うことだ。
これこそが問題であり重要な情報は本国に帰って直接伝えるしかない。サウジアラビヤのトルコ大使館での出来事もトルコ情報部に筒抜けになっていた。米国内大使館ではトルコ以上の筒抜け状態になっている筈だ。日本などは国内の情報も筒抜けになっている可能性がある。今の世の中情報管理を余程注意しないと痛い目に遭う
今回流出したダロック駐米英国大使のトランプ政権批判メールほど正確にトランプ政権の実態を記述したものはないだろう。恐らく多くの良識ある国民や政府高官も全く同感であろう。しかしアメリカ国民から直接選ばれた大統領をいくら批判しても強大な国家の大統領権限を覆すことなど世界のどの政権も国連でさえも無理なのだろう。それが民主主義の限界なのかもしれない。
(ID:18367902)
この問題は、米国における問題でなく、駐在大使が本国に対する報告が駐在国のトップを攻撃することの是非ととらえるべきでしょう。
この問題が中国で起き、英国駐中大使が、習近平主席をあしざまに「無能」などといったら、どのようになるか。米国とは違った反応が出るでしょう。
いずれにしろ、ウイグル自治区人権問題など事実を報告するのでさえ、中国の場合は問題があり、言論の自由がある米国だから「無能」などといった主観的言葉が許されるとみたら大きな間違いなのでしょう。