孫崎享のつぶやき

欧州・中国関係、中国は欧州にも積極的進出。伊は、主要7ヶ国(G7)のメンバーで初めて「一帯一路」の覚書。特に2008年金融危機犠牲になった国ギリシア、ポルトガル、中東欧にアピール。米国の対中強硬策があって、欧州は米中対立の狭間に。

2019/04/10 08:57 投稿

コメント:5

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A-1 人民網日本語版 20190408

習近平国家主席が3月下旬にイタリア、モナコ、フランスを訪問。、48日から12日、李克強総理が、第21回中国EU首脳会議、第8回中国・中東欧諸国首脳会議に出席するほか、クロアチアを公式訪問予定。

習近平主席の欧州訪問期間中、イタリアは、主要7ヶ国(G7)のメンバーとして初めて「一帯一路」の了解覚書に調印。また、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、EUコネクティビティ戦略と「一帯一路」構想のマッチングを強化する姿勢を示した。

現在、欧州は以下の構造的変化に直面。

 第1に、米国と欧州の関係における構造的変化。第二次世界大戦後、北大西洋条約機構を枠組みとした欧米同盟関係がこれまで70年以上続いてきた。一時世界の70%以上を占めていた同地域の経済総量は、現在は約40%。ここ数年、米国は保護貿易主義に舵を切るにつれ、自動車や

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コメント

いまごろ 黄禍論にしがみついてももう遅い。

世界は、非白人、非キリスト教国家による世界のヘゲモニー
をうけ入れることになります。

いやでも。

No.3 66ヶ月前

米中の狭間に生きる国々は連携すべきと思います。

日本は米中ハイテク経済戦争の中で、韓国と連携強化で米中のバランサーとして米中の衝突は日本の経済や極東の安全保障を危うくするので共に行動すべきと思いますが無理な状況です。

EU諸国も米中の狭間でもがいています。

今、日本はドイツやEU諸国と連携し、米中のバランサーとして米中の貿易を更に促進させ、米中の経済関係を更に強く深めさせ、その中で日本やドイツやEU諸国が得意なポジションを取り、国益を追求する道を探れないかと思います。

本来は極東諸国と連携すべきですが無理なので。

No.4 66ヶ月前

習近平は国外で派手に動いてますが、今度の6月4日で、天安門事件から30年で、この機会に、中国国内の知識人がいろいろ発言しているようです。もともと知識人による政権批判は、中国こそ本場ですからね。その動向や、それに対する権力側の対応に、注目しています。

No.5 66ヶ月前
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