A:事実関係:米朝、首脳再会談の見通し立たず 南北協力にも影(日経新聞)

 8日に米ニューヨークで予定していたポンペオ米国務長官と北朝鮮の金英哲)党副委員長の会談が延期。トランプ米大統領の不在が分かり、北朝鮮側が延期を申し入れたよう。

トランプ氏は年明けの米朝首脳会談をめざしているが、非核化措置を巡る溝は埋まっていない。

5月にも訪米した金英哲氏は、トランプ氏からワシントンに招かれる異例の厚遇を受けた。米メディアによるとトランプ氏は9日からフランスを訪れる予定で、金英哲氏との面会は困難。今回も金正恩氏の親書を渡そうと計画していた可能性がある。

米朝間の協議は約1カ月間滞っている。ポンペオ氏が訪朝して金正恩氏と会ったのは107日だった。米側はその後の交渉をビーガン北朝鮮担当特別代表と崔善姫)外務次官の実務者協議に委ねようとしたが、北朝鮮側が応じてこなかった。

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