韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長は、2018年9月18日から20日まで平壌で南北首脳会談を行った。最近の米国の動きを含め、動向をまとめてみたい。
1:トランプ米大統領は8月24日、「朝鮮半島の非核化が十分に進展していないと感じたからだ」として、ポンペオ国務長官に北朝鮮訪問の中止を指示したとツイッターで明らかにした。一
2:ポンペオ国務長官は19日付の声明で南北首脳会談について「両首脳が朝鮮半島における完全な非核化を目指すとしたシンガポールでの米朝首脳会談の共同声明を再確認したことを歓迎する」と表明し、「アメリカは、米朝関係を変革させる交渉にすぐ入れる準備がある」として、停滞気味の米朝協議を再び加速させたい意向を示し、ポンペオ長官は北朝鮮側に、来週、国連総会に合わせニューヨークにおける李容浩(リ・ヨンホ)外相との会談を打診。さらに、ビーガン北朝鮮担当特別代表と北朝鮮側
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安倍三選。強烈な締め付けによって国会議員票で8割。世論に近い全国の党員らの支持が5割半ば、石破氏合計254票、目標200票超え。石破氏=山形、茨城、群馬、富山、三重、鳥取、島根、徳島、高知、宮崎で安倍越え。首相陣営では歓声ではなく、驚き、当惑。
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9月22日夜8時、ニコニコ「孫崎享チャネル」で坂田雅子映画監督、何故ドイツが脱原発できたかを問う作品『モルゲン、明日』を語る」。8月22日試写会後のブログ再掲「身近な行動からグローバルに考える。持続可能な社会は足元から始めてこそ実現する」
コメント
支配者になるか奴隷になるか-「二者択一しかない」思考回路に凝り固まっているのが米国支配層だ。
建国からこのかた ずっとそうである。
力づくでも相手(国)を支配する-これも昔から変わらない米国流だ。状況証拠でなく公開文書でそう謳っている。
「力づく」には当然 核兵器も入る。「奴隷にしてしまえ」と思う相手など、虫けら同然の扱いだ。一瞬で黒焦げになろうが知ったことでない。それで2発も原爆を投下した。もはや「力づく」でやる必要がないのに投下した。つまり、原爆落としても構わない虫けらだから投下したのである。「膨大なリソース注ぎ込んだのだから、実際に使わなければ意味がない」などと ほざくのも相手を人間扱いしていないからこそ出てくる言葉だ。
以降も米国のスタンスに何ら変わりなし。今日までの米国の「戦争史」を見れば火を見るよりも明らかだ。
つまり、嬉々として開発してきた数々の狂気の兵器を使いたくて うずうずしているのが軍産複合体系 米国支配層なのである。
それらによる破壊と殺戮を目の当たりにすることが彼らにとっての一大エンターテイメントだからだ。
そのターゲットを今日日は北朝鮮とイランに定めているのだろう。
> 米側にはその用意はないので今後は不透明である。
この問題では一貫して「予断を許さない」と孫崎さんが語られてきた通りと思う。
殊に戦争については全く反省しないのが米国だ。中ロが北朝鮮を見捨てないとしても、米国の権力バランスの成り行き次第ではイラク同様、バレバレのデッチ上げで北朝鮮を先制攻撃するのだろう。
くだらないコメント読むのもつらいでしょうから、高齢者の皆さんにも考える材料になる情報をふたつ置いときますね。
1つ目はアジアプレスの記事。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180922-00010002-asiap-kr
もうひとつは朝鮮日報日本語版の記事。
「北朝鮮が得意とするマスゲームを見ると、動員された幼い学生たちはピクセルではなく奴隷のようだ。今年の夏、平壌も猛暑だったが、彼らが流した汗と涙はどれほどだったろうか。」
そういや、孫崎さんは、一つ前の記事で、安倍首相演説について、
「首相陣営の世論との乖離(かいり)を象徴的に示したのが、選挙戦最後の首相の東京・秋葉原での街頭演説だった。公の空間であるにもかかわらず、周辺を支持者で固め、首相に批判的な聴衆を遠ざけた。」
とする朝日の記事を引用してましたが。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2018092001114
今回の南北首脳会談は半島の一国二制度的な連邦制の成立を視野にいれての動きと私は見たい。
米国の戦争屋にはこういう南北の動きは実に面白くない、というより、不快に違いない。日本の星条旗ファシストどもも同じ心境だろう。今後、米国戦争屋が誇る第五列がいろいろ水面下で動き、南北融和傾向にくさびを打ち込もうとするに違いない。だけれど、南の韓国にとっては若者に不評極まりない徴兵廃止を可能にすることを意味し、北の朝鮮は大幅な軍備削減を行え、そして懸案の民生向上を実現することが出来るのだ。
朝鮮民族の平和への意思は固そうだ。これから頻繁に起こる米国戦争屋の妨害は悉く不発に終わり、その結果、米軍の撤退が実現しよう。
私が言いたいのは、トランプやポンペイがいかなる権力を行使し、あれやこれや手練手管を駆使しようが、そんなものに惑わされること無く朝鮮民族が平和に向かって決意さえすれば、成るということだ。
(ID:18367902)
日米の関心が核廃棄に焦点が当たっているが、南北の首脳会談は、南北の融和のロードマップを描き遂行していくことに重点を置いている。表面的には、核問題を重視しながら、実質的には南北融和を一歩ずつ進めていこうというものであり、米国はともかくとして国際社会の理解は進むとみるべきでしょう。9.19平壌共同宣言で顕著な融和策の一部をあげると
①南北間鉄道、道路の連結
②工業団地と観光事業を正常化させる
③防疫、保険、医療分野協力を強化
④文化および芸術分野の交流と推進
⑤離散家族問題を根本的に解決し人道的協力を強化
⑥金正恩国務委員長のソウル訪問
⑥が進めば、実質的に南北の交流が本格的に始めるということである。核問題の周辺から融和を進めていく方式は極めて戦略的外交力であり、南北が周到に国際社会と米国を天秤にしているとみるべきでしょう。