1;ヤルタ会議
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米国は日本本土を攻撃する時期に来たが、日本を滅ぼすにしても、自軍の戦死者を最小にしたい、関東軍が日本本土に帰ることになると、戦死者の出る可能性は高まるので、ソ連軍が関東軍を攻める展開にしたい。それでルーズベルト大統領はスターリンに参戦を要請すると同時に、千島列島をソ連が取るのを承認する旨述べる。
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戦争中ルーズベルト大統領が死亡し、トルーマンが後を継ぎますが、トルーマンは1945年8月書簡でソ連が千島をとるのを承認する。
2:(1)「ポツダム宣言で「日本の主権は本州、北海道、九州、四国及びわれわれの決定する周辺小諸島に限定するものとする」とし、日本はこれを受諾する。
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連合軍最高司令部訓令第677で1000以上の島を日本の管轄とするが、千島を除外する。
3:サンフランシスコ講和条約
「日本国は、千島列島の権利、権原及び請求権を放棄する」。
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自民党総裁選、安倍首相側目立つ強制。そのことは逆に安倍首相人気大幅低迷。最早、自分への支持で19日JR秋葉原駅電気口街での演説会も一杯に出来ず、業界団体に“動員”要請ファックス送付。麻生派の衆院議員後援会より、東京都内の業界団体に発信。出欠問う。
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米、2千億ドル対中制裁を24日発動、上乗せする税率は当初10%とし、来年から25%に、2千億ドル規模の制裁発動で、昨年の中国によるモノの対米輸出額(約5050億ドル)のほぼ半分が追加関税の対象。これで米国経済へのプラス小、反中の政治的効果狙う。
コメント
ツイッターみてると、なんとなく歯舞色丹は返還されるような前提でいる人が、識者にも多いようにおもうが(たとえば鳩山由紀夫氏)、
「前提条件なしで」と言ってるプーチン自身は二島返還すら明言したことはないことは注意しておくべきでしょう。
日本側としても、過去の交渉にはしばられず、
平和条約を結んだあかつきには、全千島と南樺太の領有権を主張することに
日本は考えをかえました。もちろんその後それをどうするかは、サンフランシスコ条約の当事者たちと
話し合いますが、ロシアには関係のないことです。
さらにはシベリア抑留の被害や日本侵略についても保障してもらいましょう。
なお善隣友好関係は今まで通り続けましょう。
と言って、平和条約と北方領土については、あとは放っておけば良いと思います。もちろん今やろうとしている経済協力は、中止にすべきでしょう。
今後の対ロシア関係については、ロシアと対立する必然性もなく、逆に友好を深める必要もなく、今まで通りで特に困ることはありません。
ただし、今のままなら近いうちにおこなわれると予測されるアサドとロシアによるシリアでの大虐殺には、日本政府として積極的に懸念を表明すべきですね。
孫崎さんの議論については、わたしは、今まで議論のロジックに反論したり、そもそも国際的な約束は常に守られるべきなのかという視点で問題提起したりしましたが、
今回は、孫崎さんの対米従属について問題提起します。
孫崎さんは、ヤルタ=ポツダム=サンフランシスコ条約体制を、解釈の可能性にも挑戦せず、がちがちに守ろうと考えているようですが、
米国からみれば、ヤルタ=ポツダム=サンフランシスコ条約体制の同根から日本国憲法、日米安保条約や沖縄の基地が出ていることにも注意すべきです。
北方領土問題について「米国と」交渉する気概なくして、日米安保条約問題や沖縄の基地問題なんかが解決できるのでしょうか。
孫崎さん個人というよりも、日本の外務官僚が総体としては米国従属であり、孫崎さんみたいなのは、せいぜいコップの中の嵐なのでしょう。
ヤルタ=ポツダム体制を維持したまま、反米に回るということは、今の米国の地位にロシアや中国がくることになるだけでしょう。本来、戦勝国ではない(というか、当時日本だったのだから、戦敗国であった)韓国や北朝鮮までもが、米国、ロシア、中国に常に並ぼうとしていることも、注意すべきでしょう。
日本のサヨク、劣化サヨクの反米は上記のような限界があることを、ふつうの庶民も見抜いており、だから、日本のサヨクや劣化サヨクは支持されないのです。どうせどこかの属国であるなら、米国の属国であるほうがいい暮らしができるだろうという計算ですね。
(ID:32175174)
{重光外務大臣は、日ソ交渉をまとめる為、国後・択捉をソ連領とすることを認めたいとのべたのに対してダレスは「許さない。それをすれば沖縄を返還しない」という。}
ダレス国務長官のこの発言は、沖縄返還前の米国の見解だろうが、興味ある事実だ。戦勝国(占領国)としてはむしろ自然である。日本だって、日露戦争の結果、南樺太を取得した。戦争に負けたくせに、日本が北方4島を返せと主張することは、どだい無理がある。もちろん、ソ連は第二次大戦では、最後の年まで、日本との間に不可侵条約を結んでおり、日本の敗戦がほぼ確実になった時点で、一方的に条約を破棄して、満州、北方4島において侵略を開始したという、いきさつはあるが、ソ連は第二次大戦の当初から連合国側に与し、日本は枢軸国がわに与していた、という事情があり、ソ連の終戦間際の裏切りと思うのは、日本側の独りよがりである。いいかげんに4島はあっさりあきらめて、平和条約をむすぶべきだろう。ダレスの言葉は沖縄返還以前の米ソ対立時代の米国の意見であり、今は、別の考えを持ってるだろうし、平和条約を結んだうえで、ロシアが日本側の2島を返還すると言えば、アメリカがいちゃもんをつけることはあるまい。