私達はトランプの支持率をみる際、国全体の数字を見るのではなく、共和党の支持者がどうなっているかをみる必要がある。
今日、共和党、民主党の支持者の見方は多くの問題で対立する。
その中、トランプは、民主党支持層がどう反応するかに全く関心がない。共和党員がどう反応するかだ。
この点、現在、共和党支持者はトランプを強く支持している。
トランプは、この支持層を固めれば二期目の大統領選で勝利しうるとみなしている。
米国は伝統的に強い反ソ連、反ロシアであったので、米ソ首脳会談は、支持率アップには難しい案件である。この中トランプは、共和党支持者の高い支持を得ている。
問-1:先週(ヘルシンキ首脳会談で)トランプがプーチンに対応したのを支持するか支持しないか。(7月23日 ワシントン・ポスト)
支持 不支持
全体: 33
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コメント
>>10
確かにそうですね。
>>11
自民党が政権を取るのが当たり前と思っているのですね。それなら是認すればいいのではないですか。自民党が天下を取るのが当たり前と考えていて、何故、自民党を否定するのか心理が理解できない。
米ロ首脳会談で、ほんとうにはなにが話し合われ決められているのか、
米国メディアにもよくわかっていなさそうです。もちろんわれわれもよく知らない。
ですから、今回の孫崎さんの記事には、米国の中間選挙情勢を占う意味があるだけでしょう。いまやトランプ支持者は、トランプが何をしているのかよくわからなくても
支持するという状況にあるんだとおもいます。(トランプ反対者も反対という点で同様)。
米国はロシア中国両国と同時に仲良くすることも、両国と同時にたたかうこともないでしょうから、
今後米ロがそれなりに手打ちするんだとすれば、米中関係が悪くなっていくんだろうとおもいます。
米中ロの関係が
1、米ロが結んで米中が対立する
2、米中が結んで米ロが対立する
のどちらかひとつしかないんだとすれば、日本にとって望ましいのは、
圧倒的に1だとわたしは思いますが、もし1の方向に進むのだとすれば、
じょじょに今の自民党内の空気や抗争にも影響があらわれるでしょう。
(ID:18367902)
米国は徹底した資本主義社会であり、資本主義の在り方が問われた社会であるとみなすべきでしょう。極めて分かりやすい社会である。
本来、共和党も民主党も、国内政治と国際外交のバランスの上に成立しているが、幾分保守的なのが共和党であり、幾分革新的なのが民主党なのでしょう。差異が少なかったが、トランプ大統領の登場で、共和党が米国第一主義に極度に傾き、民主党が極度に国際化方向に大きく傾いているに過ぎない。支持層が大きく変わることがないのでしょう。
日本も、米国と同じように、与党と野党が、保守を基盤とすれば同じような政策的転換があり、国民は安心して政党、政治家を選択できる。残念ながら、日本の野党は、保守系と共産系のはざまの中で、一致した行動が取れないことが分かっているのに、無理に選挙時同一行動を取ろうとする。この行動は、民主党政権で成り立たないことが実証済みである。信頼を失っており、自民党に期待しない立場をとってきた人が野党を選択しなければ、保守系野党は惨敗し、対立的立場をとる共産系勢力が一定の支持を得るに過ぎないことになる。前回は、「排除の論理」で幻に終わったが、今度の選挙で若い新しい指導者が出てくるのを期待したい。