原発問題で最も重要な論点は「原発事故の危険性」〈1765字〉

 今後、日本政治の中心課題は原発になる。
 我々が、国会議員選挙にあたり、最も重視すべきは原発への対応を見極めることである。
 それは次の政治姿勢を問うことにもなる。
①   政策決断において、民意を重視して判断する政党、人物であるかどうか、
②   政治判断において、人命、人の安全を最重視する価値判断を持っているかどうか。弱者への配慮を行える政党、人物であるかどうか。
 
 原発を論ずるに、様々な視点がある。
 最重要なのは事故の危険、事故の可能性を考慮に入れているかである。
 その際、私は最も耳を傾けるに相応しいのは石橋克彦元神戸大学教授と思っている。
 次はある所で私の行う記述である。
 「多くの日本国民は「原子力発電を持つことは素晴らしい政策だ」と思ってきました。私もその一人です。
 「日本は原子力の平和利用で世界に先駆けている」と自信を持って