ある政治家の集まりで、各人が見解を述べていた中、自衛隊の独立を果たすためには装備品の国産が必須であるとの主張をされていた。主張点は同人のブログと同趣旨であるのでブログから引用する。
1:グローバルホーク
グローバルホークが自衛隊にも入ってくる。
(注:グローバルフォーク:無人航空機。攻撃能力を持たない、RQ-4は、機内に合成開口レーダー(SAR)、電子光学/赤外線(EO/IR)センサーを搭載、各センサーは広域に渡っての捜索・監視活動が可能合成開口レーダーはSARストリップ・モードで1m、SARスポット・モードでは30.5cmの解像度を有する。地上移動目標識別(GMTI)モードでは、20-200kmの範囲内を最低4kt[1]の速度で飛行し、移動目標の識別を行う能力を有している。EO/IRセンサーは、1mの分解能で約4万平方mi(約10万平方km)に渡っての捜索・監視活動
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ご存知ですか。明治政府、初代首相、伊藤博文は暗殺者だったのです。「坂下門外の変」と関連して、学者、塙保己一の息子塙忠宝(塙次郎)を夜、現在の千代田区三番町24で暗殺しています(出版予定で仮題の『アーネスト・サトウと倒幕の時代』)。
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トランプの特徴は世論動向で、政策を決定するケースが大きい。その際、彼は国全体の世論でなく、共和党支持者の賛否。それが関税付与問題で明確に表れてる。鉄鋼・アルミ関税に共和党支持者71%、民主党支持者10%、全体36%。米国大きく分断された国
コメント
> これでは自衛隊がアメリカのために情報収集しているようなものである。導入決定を自衛隊に任せればこのような形で導入されることはなかったであろう。
> 日本のお金で、日本が運用し、全て米国に提供、一部を日本にとはどういうことか。
こうした状況も「米国の、米国による、米国のための自衛隊」-つまりは対米隷属の証に過ぎない。
要は「政治レベルで決着つける」こと自体は問題でない。本質的な問題は「政治レベルが どうしようもない隷米」なことだ。それをタブー視して姑息に誤魔化しているだけ。本件に限らず、米国にとっては笑いが止まらない空前の「政治レベル」。アベ政治は終わりそうもない。
米国にしてみれば、ブツではなく、知財を売ってるわけですね。貿易摩擦問題で、はからずもだれの目にも明らかになったが、米国は外国にブツとして売るものが本当にほとんどない。兵器は知財として米国の虎の子なわけです。
かりに、グローバルホークの「システム全部」をブツとして売って、情報解析アプリなどはオマケとしてつけて、解析の技術指導までしてやるようなことをすれば(※)、日本などはあっというまにそれを自国でつくる能力を持つ。まあ日本が米国に歯向かってそんなことはしないとおもいますが、その技術情報があっというまに韓国や北朝鮮や中国やロシアに流れる可能性はある。田母神氏などは、じつは北朝鮮などに近いのではないかとすら疑う向きもあるのです。
日本が独立国でないと嘆くことにわたしは異をとなえるようなつもりはありませんが、米国にしてみれば当然の行動であることもまた、良い悪いをこえた冷徹な理解が必要です。そのうえで、交渉の仕方に不手際があったのなら、おおいに反省が必要だとおもいます。
今回の豪雨災害などをみても、日本は国内で民生や福祉につかうカネが、ほんとうはいくらあっても足りない。兵器購入はしなくてすむならしないほうがいいのですが、周辺各国からの緊張というものがある。ならば緊張緩和の努力はしなくてはならない。
緊張緩和というと、日本がひたすらへりくだり、謝罪し、お願いするイメージで考えているヒトビトが多いのですが、わたしはそうではなくて、緊張緩和状態を相手がいやがっても無理やりにでもつくりだすといった戦略こそ日本の政治家に求められることだとおもいます。さしずめ今なら北朝鮮の非核化などはその第一歩ですが、北朝鮮の核を認めたうえで、北朝鮮によくお願いすれば(※※)大丈夫だろうとか考えるヒトビトが多いですねえ。根本的に間違えていると思ってます。
※ 数十年前、日本は韓国や中国にそんなふうにして技術を教えてやったと聞きました。いま韓国や中国が日本にそれを感謝しているかというと、どうなんでしょうね。わたしは日本はおろかだったと思います。
※※ わたしの生まれた土地には国宝のお寺があるのですが、そこにある閻魔堂には、説明書きがあって、閻魔様の前にでても、「よくお願いすれば許してくれる」と書いてありました。小さいころ、ケッ、とおもってましたね。
(ID:32175174)
装備品独立論とは今の日本を象徴するもので、口にするだけでも悲しい。独立国としての防衛などは絵に描いた餅だと思え。独立なんて欲しがるな。無用なものと思え。そんなものがなくても、知恵さえあれば、結構気楽に、愉快に生きていけるぜ。社長になって威張ることが人生の目的と思うならいざ知らず、気楽に、愉快に生きる方法はいくらでも見つけることができる。豪邸に住まなくても、賃貸マンションで人生の大半を快適に生きることはできるのと同じ。年寄りになってからの人生は誰でも同じようなものだから、楽しめるときだけ気楽に楽しんで生きればよい。装備品独立論は賃貸生活が身丈に合った人間が、高価な住宅警備システムの開発計画を唱えるようなもの。全く無駄な浪費になるだろう。