自然③―自然と調和、源氏物語―モリス
。モリスは一九二五年生まれ一九六五5年に日本文学研究で英国ダフ・クーパー賞を受賞。
・日本の田園と気候が文化に与える影響は決定的である。
・平安朝文学における自然の役割は誇張してしすぎることはあるまいと思う。日本では四季の変化がはっきりしている。ここでは自然を意識せずに生きることが特に難しい。
・しかも怖ろしい自然のさまざまな災難―台風、津波、洪水、またほとんど毎日の地震―が人々を襲い、人々をして人生に対する自然の影響を強く意識せしめてきたのである。
・西洋社会では自然のもつ非人間的な力に対して人間が真正面から取り組みやがては打ち勝って人類の利益のために自然を順応させるという理想である。われわれ自身の二〇世紀に特に大きな成果を持って実現されている理想である。しかも逆説的なことではあるが、人間社会の安寧のみならず、人類という一種族の存
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
-
運動の進め。先ずは歩行、ゆっくりゆっくり週単位を徐々に上げていく。スタートは歩行1.6KM18分30秒週5回。16週後、歩行4.8KM43分、週5回ペースに達すれば万全、ジョギングなら.5KM37分から45分で週5回。
-
一覧へ
-
改憲、原発等重要政策激しく対立の中、足して二を国民は望んでない。マスコミ冷たい反応。産経「支持率0%同士がくっついても0%でしかない」日経「規模を優先、政策は曖昧」朝日「続々不参加」、毎日「変な名前」不参加の遠因?」東京「不参加続出」
コメント
(1)古文落第生だった私めといたしましては、ググって「そうです、枕草子です」とご回答するのが精一杯。しかし、「夏涼しく、冬暖かく、雑音だらけ」の環境でこうした古典を読む(教える)のは不自然である!-とさせて頂きます。
(2)先日、週刊読書人でノンフィクション作家・角幡唯介氏曰く「過去の人間にとって自然は、おのれを生かしもするし殺しもする、生存に関わる本質的存在として機能していた。でも現代人にとって自然はそうした本質的存在ではなくなった。時々、海水浴やハイキングで親しむだけの、利用可能な時に享受するレジャーの対象でしかない」-日本人も例外ではないでしょう。
(3)先達てフランス地理学者をご紹介の折にも同様の問いがなされましたが、元々孫崎さんご関心のテーマだったのでしょうか。あるいは、日本人とは何か-と改めて見つめ直す境地に入られたのでしょうか。
別件-
昨夜の生放送を先ほどタイムシフト視聴しようとするも、映像/音声ともに再生不可です。
niconicoお客様サポートに問合せてはいますが...と書いている今、チェックしましたら復旧しております。
3/10もそうでしたが、なるほど、向こう側には視聴不可にしたい意図がアリアリの内容ですね。
>>1
>>このような時代錯誤のデモ統制の現実も取り上げてほしい。
わたしもそうおもいます。
もっともわたしは、ロシア、中国、北朝鮮、韓国などが関係するニュースは、
「このニュースを孫崎さんがどのように論ずるか」
に興味があります。「孫崎さんが」というところがわたしにとっての
ニュースなわけですね。
同じように、孫崎さんがどのように論ずるかに興味あるニュースは、
最近のでは、これですね。(事実自体はちょっと前のもの)。
EU(欧州連合)27加盟国の駐中国大使が「一帯一路」を厳しく糾弾
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20180506-00084888/
報告書において、「27人のEU大使達は、中国は自国の利益に合うようにグローバリゼーションを形作ろうと望んでいると書いている」そうですが、「自国の利益に合うようなグローバリゼーション」というのは、名付けるとしたら、わたしの知識では「帝国主義」ということばがもっともピッタリきますね。
>>3
賛意、ありがとうございます。
マスコミに対する偏向性を指摘しながら、孫崎さん、何故、取り上げないのかなと不思議に思っています。あなたがご指摘を続けているシリアも同じですが、取り上げてほしい大きな問題です。米国、ロシア、中国の対立は対立として、善悪でなく、事実は事実として認めていく精神的支柱が不可欠と認識しています。二匹の悪い犬がいますが、あまりにもレベルが低すぎますので、無視していきましょう。
(ID:18367902)
今日のマスコミ報道は、ロシアの野党指導者ナワリヌイ氏が呼びかけた首都モスクワ他全土で実施された反プーチンデモに対し,千人超拘束したと伝えている。このような時代錯誤のデモ統制の現実も取り上げてほしい。
平安文学の日本文化研究者アイヴァンモリスの戦前戦後を通じた間文化論であるが、どうもしっくり理解できない。日本でも英国でも、農耕を主体とした時代は土着が当たり前であり、産業革命を契機に民族の移動が起きてきて、文化も大きく変遷している。また、戦前の日本は、英国、ドイツを手本にしており、戦後は米国を手本にしている。当然戦前と戦後で日本人の生活意識の実態が変わっているのであり、戦前と戦後を同一視するアイヴァンモリスの見方に同調しがたい。戦前の日本文化をベースにした間文化論であれば理解できないことはない。