孫崎享のつぶやき

外国人の眼、自然②自然と一体―アインシュタイン、日本人西洋文明を導入。だが西洋と出会う前もっていた生活の芸術化、謙虚さと質素さ、純粋で静かな心、それらを失わないで欲しい

2018/05/01 07:46 投稿

コメント:6

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自然②自然と一体―アインシュタイン

アインシュタインは一八七九年生まれ。一九二二年日本を訪問。

・われわれは静かに生活し、熱心に学び、親しげに微笑してくる多くの日本人を目にします.誰も己を出さず、その微笑の背後に隠されている感情を見抜くことはできません。そしてわれわれと違った心がその微笑にあることがわかります。

・私のような異国の人間にとって、日本人の心に深く立ち入るには容易ではありません。け

れども人間同士の直接の体験が欠けたことを芸術の印象が補ってくれました。日本では他

のどの国よりも豊潤にまた多様に印象付けてくれるのです。ここで「芸術」というのは人間の手で創作しているありとあらゆるものを意味します。

 この点、私はとうてい驚きと感嘆を隠せません。日本では自然と人間は一体化しているよ

うに見えます。この国に由来するすべてのものは、愛らしく、朗らかであり、

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コメント

>>3
確かにそうですね。ただ、彼はリクードの前身であるヘルト党のパレスチナ人虐殺には大いに怒り狂ったとも言われており、又、湯川秀樹とかと一緒に原爆反対の態度を示したりしているので一定の評価を与えているんですが。

No.4 79ヶ月前

アインシュタインは日本に
真珠の養殖を見にいらしたのでは?真珠の養殖は
絶対 無理と言われていたので それを成し遂げた
御木本氏に あの アインシュタインが感動したと
いう様なことを読んだ記憶があります。日本人の
真珠の養殖という偉業に対しての 関心で誘発されて
改めて 日本人を見直したところ 素晴らしい点が多々で 驚いた。アインシュタインは さすが
見る目が正しいと思いました。そして これが
悪用されたのではと 勘ぐりたくなります。
ですから 西欧と出会っても尚保って欲しい、と
いう事は これから 壊しに来ますが
耐え抜いて欲しい、という アインシュタイン個人の思いと 団体に属する故の抜けられない枠での
かすかな葛藤を感じます。葛藤を生じさせるほど
日本人の情緒は 世界に類を見ない
含蓄ある人間性であったという事ではないでしょうか。壊したく無いが壊さざるをえない。
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\f0\fs34 \cf2 \expnd0\expndtw0\kerning0
\outl0\strokewidth0 \strokec2 }}}→これを見てください。私が かいたもではありません。勿論
私は こんな操作をスマホの裏側でされてます

No.5 79ヶ月前

昔、スイス旅行で「アインシュタインの家」に行った際、アドバイザーのスイス人は「何でまた そんな所に」といった風でした。
屋内は展示向けにスッキリ片付けられたのかもしれませんが、元々モノが少ない暮らし振りだったろうと想像します。
“私のような型の人間にとっては、何を受け入れているかでなく、何をどのように考えるかが本質的なのである”-との旨、自伝ノートに書かれていた気がします。せめて その姿勢くらいは見習いたいところですが、なかなか...
ツイートに「唯一の善ー知識、唯一の悪ー無知、ソクラテス」がありましたが、90年のドイツではコンピュータ技術絡みで「Informing Ourselves to Death」なる講演があったようです。ついに“情報「消化不良」死”の時代に入ったと。コンピュータ技術、メディアの発達で大多数の一般人はメリットよりも大きなデメリットを蒙り、力と自由を得ているのは ごく少数者であると。更に28年後の今は...
当の西洋人には こうした技術革命はファウスト的契約と心している面がありそうながら、日本人は哀しいかな、科学には「感嘆して飛び込むだけ」-今尚そこから脱していないこと(更に軽薄化?)が第一の問題ではないでしょうか。

No.6 79ヶ月前
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