記者クラブメディアは、官僚に遠慮なく報道するのは無理であることが証明された。伊藤詩織さんの報道が少ないのも同じ要因。安倍政権にも問題があるが、この際記者クラブメディアにもメスが入るきっかけにしたい。

この報道の概略が分かりかけてきたが、孫崎さんのご指摘は、視点が違えば風景が全く異なってくる。ただ、テレ朝篠塚取締役の発言は、第三者的であることは間違いない。

報道における声なき記者はバーのママさんではないかとみていたが、間違いないのでしょう。また、会話の内容がつぎはぎしたものあれば、新潮はどのように説明するのだろうか。

この女性記者は何回かこのバーに一人で出かけているが、この手の会話は、顔見知りのバーのママさんに言っているものであるとわかりやすい。我々サラリーマンは飲み屋へ行って、下ネタの話、さまざまな愚痴をこぼし聞いてもらって次の日を迎えた人が多いのではないか。事務次官に呼ばれたといっても、酒の席のことであれば、断るとか、会社に話してほかのポジションに回してもらえばよいことである。録音機をもって録音して、テレ朝の上司に持ち掛けたが断られ，新潮に持ち込んだともとれる。裁判問題になれば明らかにされると思うが、事務次官に頑張ってもらいたい。こんなことがまかり通ったら、逆もあり、庶民だって体制の監視の中で飲むことであり、飲み屋にも行けないことになってしまう。

セクハラ被害者から相談を受けた上司が、毅然とした対応をとれなかったのはなぜか？。

考えられる理由の一つは、放送法第４条第二項の「政治的に公平であること」だ。
公平か否かの判断をするのが、第三者ではなく、政権政党＝自民党なのだ。自民党に不都合なことは「不公平」と判断されることが明らかなのだ。
もう一つの理由は、これまでの前例（沖縄返還密約や、慰安婦問題の放送番組内容の改変など）で明らかなように、テレビ局が告発しても、他社が政権よりの報道に徹して、社会問題とは扱われないからだ。

少なくとも、結果的には日本全体に「セクハラは許せない」という機運が高くなったのは事実であり、被害を受けた記者の勇気が正しかったと言える。

昔読んだ新聞記事を思い出しました。

たしかシンガポール航空だったかな、日本人の酔客が
スチュワーデスに狼藉をはたらき、目的地に到着後、
警察に引き渡されたとのニュースでした。

かなり大きな報道でしたから、ご記憶の方もいらっしゃるかな。
週刊誌も後追い報道をしたくらいですから。

その中で日本の航空会社のスチュワーデスの声も報道されました。
あんなことはしょっちゅうある。
会社は私たちの立場に立ってくれない。
かならず泣き寝入りを要求される。

シンガポール航空のスチュワーデスがうらやましい。

日本(の男が構成する社会)は昔からそうです。
日本の会社はあらゆるシチュエーションで社員を守りません。

孫崎先生が仰る通り「当社社員が、、、不適切、遺憾」と幹部重役が発言したのは看過出来ません。テレ朝は財務省同様に腐敗堕落している。安倍とか麻生とかその追随者のしっぺ返しが怖いのかね。死にかかった権力にも御身大事とばかりに胡麻擂っている臆病者と言おうか。

>>4
覚えてますよ。確か、突き出された男は私の友達の友達でしたから。変な奴だったからさもありなんと簡単に思っていましたが、確かにそういうことですね。

>>5
当該社員が勝手にやったことですよ。
テレビ朝日はノータッチですよ、と初めから泣きをいれています。

日本の会社って社員を守りません。
会社(と自分)のために社員をふみつけることならいくらでもしますが。
これはもう、昔からそう。

ほら、江戸時代からお家のためによくペーペーが切腹したでしょう。
滅私奉公。

>>7
確かにそうですね。

>>6
はは、お友達のお友達には誰かが忠告すべきでしたね。

飛行機の旅はかならず日航か全日空にしておけと。

でも今はもう、日本の航空会社でもダメみたいです。
あの事件の影響が大きかったみたいですよ。
シンガポール航空の毅然とした態度。
それにひきかえ日の丸旅客機における乗客の無法特区ぶり。

なにかきっかけがないと変わりませんから役に立ったのですね。
お友達のお友達も。

その後は元気にしてらっしゃいますか。

「とりあえず」辞任はしたが－

> 問題は、セクハラ被害を受けたテレビ朝日が約一年半何等の行動も取らなかったことである。

テレ朝は「後出しジャンケン」もいいところでないか。小田実氏の「後になって、『実は私もあなたと同じ考えだったのですよ』と近寄って来る者を一切信用しない」－まさにこれである。

> セクハラにあった社員を守るのでなく、彼女を攻撃している。

もう１０年以上前の身近な事例－とある管理職が派遣社員女性からセクハラ被害の相談を受け、問題の部下（係長）を咎め、上役に報告したところ、この管理職の方が降格人事を食らってヒラにされてしまった－日本社会では珍しいことでも何でもない。要は「大本営」体質丸出しということだ。
自衛隊が違憲か否かなどより、戦後も悪しき軍隊カルチャーがそっくりそのまま企業や官僚組織etc.を中心に日本社会に引継がれ、今尚 根を張り続けていることの方がよほど深刻な問題だ。

件の福田次官、「引き続き身の潔白を明らかにしたい」とほざいているが、潔白なら辞める必要なし。これまでの順風満帆エリート人生で初めての挫折？に遭って血迷っているのだろうが、こんな女の腐ったような男では、家族まで石をぶつけられるのでないか。

>>9
確かに役にたっているようですね。おともだちのおともだちはハイクラスの層に属した人だったからその後どうなっているのか分かりません。悪しからず。

本日発売の「新潮」を買ってみた。週刊誌というものを買ってみたが、全くくだらないというか、前の記事とは別のことで、１６年とは違う場所であり、違う女性のようだ。だらだらとしていて核心を突いた記事が全くない。こんな週刊誌が日本を潰していくのであろうか。

何も財務省をかばうつもりはないが、本来、森友、加計問題は安倍夫妻に起因するものであり、夫妻を守るために、「改ざん」、「訴追の恐れ」、「記憶にありません」をを繰り返し、財務省の体力をどんどん消耗させている。日本は、財務省と経産省によって奇跡的な高度成長を遂げ、世界に冠たる経済大国になっているが、両官庁を衰退させることは、日本の経済力成長力を奪っていくことでもある。

米国の画策による以前大蔵省を襲った「ノーパンシャブシャブ」を思い出す人はいないのであろうか。日本人自身が、有能な人たちを血祭りにあげていくこの現象が、日本を貶めていることに気づかないのであろうか。安倍隷属政権によって、官僚機構が米国の思い通りに動きかねない状況は、韓国と同じようにFTAを結んで、日本の軍事的敗戦から経済的敗戦に転げ落ちていくのでしょう。

>>12
一般論としては同意です。
一般論としては。

今の日本社会は高度な識見を持った人に対する敬意がなさすぎます。
テレビの前でくだらないワイドショーにうつつを抜かしている
バカ主婦が、ずっと勉強をして立場を築いた人を貶めることを
平気でいいます。

そのことは漢字が読めないことが暴露された総理大臣が、そのことが
まったくキズにならず票を減らすこともない反知性主義にもつながり
ます。

一所懸命勉強するなんてくだらないこと、というわけです。
日本はこの先どうなるのでしょうね。
早稲田も慶應も受験勉強なしで入学する連中が半数近くいるのだそうです。

まったく、権力を握ると・・・
警察・その他東大法学部出の権力者は特にか？