ドイツの東西統一には熱心だった米国が、韓国の南北統一には全く関心がないのはなぜか。
米国には白人至上主義思想の人が多いため、白人の国のドイツにのことは真剣に考えるが、有色人種の国の韓国については真剣になれないのだろう。第二次大戦中に開発された原爆を日本だけに使ったのも、イラクやシリアで紛争を起こしておきながら、ほったらかしのまま撤退したのも、同じ理由だろう。
米国が北朝鮮問題で関心を持っているのは、日本や韓国に役に立たない武器を売りつけて、金儲けをすることだけなのだ。

日米韓三国の思惑が異なることは致し方ない。同じように、中国瀋陽軍区には有事の場合北朝鮮に侵攻できる25～30万の兵力を常時配置している。この軍は最新兵器を保有しており、北京政府とは違って、親北朝鮮感情が強い。日韓の軍事力が強化されれば、瀋陽軍区の軍事力も強化されるわけであり、北京政府は、瀋陽軍区と北朝鮮が手を結べば大きな脅威になる。米国にとっては、北朝鮮が挑発を続ければ、日韓の軍事力を強化できると同時に、中国の内部分裂を誘発できるメリットを否定できない。北京政府が瀋陽軍区を完全に管理できないと、北朝鮮がミサイルを飛ばし核保有して一番困るのは中国でしょう。

孫崎先生のおっしゃる通りです。

私はラデイカルですから、更に踏み込んだ見解を持って居ます。北朝鮮は日本にとって「脅威」ではない。単なるハリネズミです。北は南に対しても征服する意欲をもはや持ってない。日本や韓国は平和産業で十分潤い一定の健康で文化的な生活を確保しました。そういう人々を征服し管理することは不可能です。北朝鮮はそれを知っているのです。中国もそういう認識でいるに違いない。両国にあるのは米国の脅威だけです。こういうことはちょっと考えて見れば分かること。私たちが忘れてならないことは「米国だけが核を先制攻撃に使うことを留保している」という事実です。そういうしたたかで傲慢な米国ですから平和産業で平和むさぼってきた日本にじわりとしかし強い圧力を加えてきているのです。その目的は日本を米国の軍事命令に１００％従う強力な属国にすることなんです。安倍政権はその意向に沿おうとしています。このことが日本にとって北朝鮮問題が示唆してくれている肝のポイントだと私は考えています。

>>2
で、あなたは何を言いたいのですか？中国の内部分裂を呼び込み、北朝鮮のミサイルが北京に飛ぶことを期待し、その為の環境作りを日米韓三国はやるべきだと言っているのでしょうか？そういうところまで言ってもらわないと私みたいな学が無い人間にはよく分からないんですよ。

> 我々は朝鮮半島問題において、韓国と、日本と、米国の立場が根本的に異なることを理解すべきだ。

こう発されるだけでも匿名でギャーギャーありったけの罵詈雑言を浴びせるのが日本という民度劣化国だ。
「戦後史の正体」同様、「高校生にも読めるように」分かり易く説明されていながら、多くの大の大人が理解できない。ネオコンの尻に敷かれて嘘と詭弁で「隷米正論、孫崎空論」を撒き散らす側に簡単に取込まれている。
たしか安部公房氏が「初対面の人と向き合って、どれくらい近付いて話せるか」と言っていた。弱い人間ほど近付けないという。孫崎さんなどは 相手にかなり近付いても全然平気な気がする。相手の懐に入って行けない弱い人間だらけの国になっていると思う。

>>2
孫崎さんは、

韓・米・日の利害が異なることを理解すべし、
とヘッドラインで書いています。

日米韓の思惑が異なる、なんて書いていません。
日米の利害が異なるのに、異なって当然の思惑が
異ならないことの問題提起をしているのだと思いますよ。

米国と一緒なら地獄の底へでもと日本が思いつめても
地獄へは韓国と一緒にどうぞ、と米国にいわれてしまい
かねない現状を憂いているのだと思いますよ。

>>6
孫崎さんは日本向け中距離弾道ミサイル２００～３００実戦配備に対応できないことを前提にしている。先制攻撃されればその通りであるが、逆に北朝鮮がなくなることであり、先ずあり得ないことでしょう。米国が攻撃したときは、米国と一体であるないにかかわらず配備されてある限りある程度の犠牲は避けられない。恐れおののくことが最善ではない。
日本は核を保有していないが、世界第７位の軍事力を保有している。その潜在能力は極めて水準が高い。日本政府は米国に協力すると同時に民間技術を活用し独自開発に邁進していくのでしょう。
超音速ミサイルASM3マッハ３以上の量産化。世界最高水準の潜水艦製造技術。世界最高レベルのレーダー技術。固体燃料宇宙ロケットは弾道ミサイルに転用可能であるし、核技術もあり、材料のプルトニュウムが豊富である。光ファイバー誘導ミサイルの射撃制御技術は命中精度が極めて高い。最先端の軍事技術は、IT技術であり、金属加工技術であり、炭素繊維、セラミック複合素材など素材製造技術があるが、日本の技術は世界最高水準である。このような国を米国が見放すことなど考えられない。

>>7
恐ろしい話だ。米国の対北朝鮮攻撃を期待しているかの如き発言は尋常でないことは勿論実に危険極まりない。そのような攻撃に発情している層は米国に於いてはネオコンの中でも狂人に属するごく一部なのに（つまり米国人の大部分は無頓着か、或いはそんな残虐なことはとんでもないと拒否する）自民党系は平気でそのようなことを宣う。どうかしてますよあなたと自民党系は。

>>8
ケーススタディーを期待しているという。覚悟の問題を攻撃するにすり替える共産系は恐ろしい人たちなのですね。
北朝鮮が、中距離弾道ミサイル２００～３００を日本向けに実戦配備していることを恐ろしいことだと考えませんか。日本人ならすべての人が素直に恐ろしいことだというでしょう。私がどうかしているのでなくあなたがどうかしているのです。

>>9
そんなことをあなたは恐れるのですかな。幼いな！彼らはハリネズミなんです。触らなければ、平和な人たちです。もし、彼らに戦前の日本軍部やナチ的いやネオコン的性癖を持った戦闘性があったら、東京はずっと以前に壊滅しています。今、こうやって繁栄を謳歌している、ソウルだって東京と同じく繁栄を謳歌出来ているのは彼らが本質的に戦闘的では無いからです。分かって下さいよ。この程度のことは。少なくともこのブログでロゴスを展開したいなら猶更のことです。CHANGEさん。

>>10
追加。フランスの偉大なる哲学者であるアランバデイブは共産主義というのは素粒子の世界で最近確認されたヒッグス粒子みたいなもので人間存在の基盤のところで何人にも要素としてある精神の一つだと言っています。瞬間現れて消えて行く。つまり存在の基盤の要素となって隠れるものだいうことです。近世からこれまで三度現れた。第一回目は1870年に発生したパリコミューンで、第二回目はほぼ同時期につまり1968年にパリの5月革命、上海で上海コミューンの時だった。パリコミューンは約70日程度の寿命で消滅した。パリの5月革命はドゴールにより上海コミューンは毛沢東により弾圧され短命で終了した。共産主義と言うのはそういうもので人間の善の部分を構成しているのです。以上は、勿論、この哲人の論です。私は彼の論は真実だと考えて居ます。CHANGEさん、あなたにもその善の部分を持って居るのですよ。全ての素粒子に質量を与えているヒッグス粒子みたいに共産主義は全ての人間をヒューマニストたらしめているのですが。

>>10
「北朝鮮」ハリネズミ論に賛成。

カーター訪朝以来、北はずっと米国との和解、
戦争状態を終わらせての国交樹立、平和協定の
締結を熱望してきた。

それを拒否し続けてきたのが米国です。
米韓合同軍事演習で脅し続けてもきた。

それがなければ、なけなしのカネをつかって
核、ミサイル開発などなかった。

私はそう思うのですが、今の日本では流行らない
考えのようです。

それにしてもChangeさんはものの
わからない方ですね。

「北朝鮮」が日本に向けて配備している200~300発
のミサイルが怖くありませんか、といっています。

そのくせ彼は「北朝鮮」が自分に向けられた軍事力とそれによる
脅迫にどれだけ恐怖しているか、彼らの立場になって考えることは
完全に拒否する。

「中学生」くん。
ここに投稿するのであれば、それなりのオピニオンを
開陳しなければ。

そんなことだと、そのうちここに出入り禁止になってしまうよ。
それじゃ寂しいじゃないか。