11月17日付けタイム誌は「トランプ大統領を弾劾するのはどれだけ難しいか(How Difficult Would It Be to Impeach President Trump?」との論評を掲げているところ、主要論点は次の通り。
・トランプが大統領に就任する前から、トランプに対する弾劾が話題にのぼっていた。
トランプ大学の扱いは弾劾に十分と主張する法律専門の教授がいた。
トランプがコミーFBI長官を解任した5月、弾劾を求める声は高まった。Charlottesvilleでの人種差別問題が浮上した時、右も左もトランプを攻撃した。
億万長者Tom Steyerがトランプの弾劾を求め、二千万ドルの広告を出した。
・数名の民主党下院議員がトランプに対する弾劾案を提出した(注、コーエン議員Steve Cohenと他三名)。しかしこの動きは民主党幹部の支持を得ておらず、共
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中国の影響力拡大で、豪州で論争、「中国の台頭とともに、オーストラリアが問う:アメリカにまだ頼れる?」NYT記事。元東京支局長のファクラー氏は「日本でも必要な議論」とツイート。
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最高裁判決、NHK受信料、契約拒む人からの 徴収に「お墨付き」。契約は何時成立するか。NHK[契約申込書届いた時]、被告「承諾しなければ成立しない」、判決「承諾命ずる判決の確定で成立」。個人が嫌というものに、裁判所が判決すれば従う義務、危険。
コメント
米国が自国大統領を失脚させる方法は次の二つに略略集約することが出来る。
1.暗殺(例:リンカン大統領、ケネデイ大統領)
2.スキャンダル暴露(例:ニクソン大統領)
弾劾は法手続きに基づくものだが、過去にトライされたが、実現したものは無い。トランプ大統領の弾劾を最初に叫んだのは選挙に負けたヒラリーとその熱烈サポーターだった。その運動の延長線上で只今フリンが拘束されロシアとの接触が確認されたようだが、フリンは米国権力の汚い暗部を熟知している人物だから当局にとって扱いにくい。トランプの直接の関与が立証される事態には至らないだろう。
となると、上記1.の可能性が濃厚。だが、トランプの強みは3千万から4千万と言われるプアホワイトの熱烈支持の存在だ。下手に取り組むと国全体が大騒動になる。確か、二十年ほど前だが、有名黒人フットボール選手が元白人妻がボーイフレンドとベッドインしている現場に踏み込み二人とも殺した事件があったが、刑事不起訴になり民事で解決した。この場合、黒人の意向を忖度した結果だが、プアホワイトが激高すればどうなるか?想像するに難くない。
>>1
今日のテーマは現在米国で進行中のトランプ弾劾なんですが、あなたの文章はどのように今日のテーマに関連するのでしょうか?教えて下さいな。
日本に しこたま貢がせた功績が評価されたのでないか。もっと巻き上げれば二期目も確実だ。
(ID:18367902)
経済の拡大ができるかどうか。国民の生活が豊かになるかどうかであり、米国も中国も経済的なパートナーシップは欠かせない。パートナーシップなくしては、トランプ大統領も習近平主席も、存立基盤が成り立たない。お互いにギブアンドテイクを心得ており、政治的問題は、経済的結びつきの中で解決していくとみている。米中が対立すれば、両体制とも国民の支持を失い、政権が成り立たたず、経済の成長をにらんだ両国の事情をお互いに認めた互恵関係が進化していくのでしょう。
米国とロシアの関係はどのような展開をするのであろうか。米国に制裁を受けているロシアの脱石油の方針も進んでいるように見えず、孤立化をどのようにかいけつしていくかが問われている。米中の経済的接近が強まれば強まるほど、ロシアの対応が極めて難しくなる。米国のロシア問題が長引くのはロシアにとってマイナス要素が強まることに他ならない。EUのパイプラインの問題は、いずれシベリア開発にも影響してくるのではないか。