サンフランシスコ市のリー市長が中国系米国人らの団体が設置した慰安婦問題を象徴する像の寄贈受け入れを承認を受け、吉村大阪市長がサンフランシスコ市姉妹都市の解消に向けて動いたことで、この問題は、日韓の枠を超えた問題となった。
従軍慰安婦問題の核心は、国際的に近年の女性の人権を確保する機運が抗しがたい動きとなっている事で、金銭、制度でもって女性を性的利用することは許されないとの基準が確立されてきたことにある。
先ず、日本軍が制度として、慰安婦を確保し、利用の細則をもうけ、管理してきたことは紛れもない事実である。また、その調達においても外務省などの国家機関も便宜を与えてきたことも事実である。
この中で、従軍慰安婦擁護派は、①金銭提供等で本人の合意を得て居た、②従軍慰安婦の調達においては「強制連行」はなく、個人・家族の自発的動きによる、③従軍慰安婦問題は安倍首相・朴大統領間で解決され
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高田昌幸著「なぜ記者は権力のポチになるのか」(「月刊日本」よりの転載) 現在の新聞報道の80%は当局の発表を伝える「発表報道」。メディアの役割は「権力監視」と言われるが、軍部を監視したことはないし、GHQを監視したこともない。
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トランプ大統領訪日時何故娘イヴァンカを大歓迎したか。ホワイトハウス内で、イヴァンカの娘婿クシュナーの発言が絶大とみられていたから。今変化。一つはケリー首席補佐官の指揮命令系統の明確化、今一つはロシア疑惑へのクシュナーの関与疑惑。
コメント
>>5
「『日本人は会議や授業で手をあげて質問しない』。日本人の不可解な行動として外国人の目には映るらしい」-東京新聞・望月記者絡みで最近目にした一文です。これと、匿名性に隠れて後ろ盾のない個人を攻撃する「人種」が多いのは表裏一体でしょう。
「手をあげて質問する」のが当たり前の社会にならなければ望み薄と思います。
この問題について、孫崎さんの議論も、他の方々の議論も、私には強い違和感があります。とくに孫崎さんは元外交官ですから、軽々な議論はできないはずだと申しておきたい。
少女像の碑文は次のようなものです。
“This monument bears witness to the suffering of hundreds of thousands of women and girls euphemistically called ‘Comfort Women,’ who were sexually enslaved by the Japanese Imperial Armed Forces in thirteen Asian-Pacific countries from 1931 to 1945.
Most of these women died during their wartime captivity. This dark history was largely hidden for decades until the 1990s, when the survivors courageously broke their silence. They helped move the world to declare that sexual violence as a strategy of war is a crime against humanity for which governments must be held accountable.
This memorial is dedicated to the memory of these women and to eradicating sexual violence and sex trafficking throughout the world.
—Gift to the city from the Comfort Women Justice Coalition”
人数についてhundreds of thousands of といういいかたをしていますが、これは日本語だと幾十万人ものというニュアンスです。ほんとうにそうだったのか。
sexually enslaved とありますが、何も知らない欧米人がこのことばで連想するのは、ボコ・ハラムの性奴隷でしょう。しかし当時の慰安婦はそういう存在だったのか?
Most of these women died during their wartime captivity. とありますが、まったく証拠のない
いいがかりではないか。
This dark history was largely hidden for decades until the 1990s, when the survivors courageously broke their silence.
とあるのも、非常に単純な見方ですね。
要するに第一に言うべきは、このようなウソやデマ宣伝をゆるすべきではない、許せば、ご老人達はどうでもいいでしょうが、まだまだ日本人として生きなければならないわたしたちの世代には、死活問題であるという認識です。これは、孫崎さんのいうタテマエとはまた別の話で、本来、政治的立場の左右とは関係ない話だとおもいます。
そのうで、「タテマエ」のほうについてさらに述べるなら、サンフランシスコはアジア系の女性の性的な人身売買で「いま現在」悪名高い場所であり、そこには韓国系女性が非常に多数関与しています。中国もいま現在、ウイグルやチベットで民族浄化をすすめていますし、脱北女性をいま現在ことばの正しい意味で性奴隷にしています。
過去について言っていいなら、中韓の過去はいうまでもないですが、米国も、ベトナムで、韓国で、日本で、軍隊が買春をしていました。
さらにいいます。ここに書いているあなたたち老人、あなたたちも、今までの長い生涯で一度くらいは買春した・・・とまではいいませんが、隣に女性がすわってくれるようなお店に行ったことくらいあるでしょう。そういう性的存在である自分をかえりみないで、なに偉そうなことをいってるのか。へそが茶を沸かします。
もちろん軍隊が買春したり、ましてや性奴隷を使うなど、本当に恥ずべき事です。しかしその問題に真に取り組むなら、決してこのような像の建立にはならないと私は確信しています。このような像をたてるのは、軍隊と性の問題を隠れ蓑にした別の目的があるからです。
みなさんは(そして孫崎さん自身も)、孫崎さんの書いた「孫崎テーゼ」すなわち
1,金銭ないし制度での女性の性的利用は、
2,過去、現在の時間軸いずれも正当化できない。
3,本人の合意を得ていた、
4,金銭的対価があった、
5,強制連行はないで、
6,制度の免責を出来ない
という言葉を一行一行、そのすべてをよくよく吟味し、みずからもかえりみてみるべきではないでしょうか。
そうすればこの問題がいかに微妙な問題であるか、そして、サンフランシスコの像の建立に反対することが孫崎テーゼに反していることと同じではないことも理解できるだろうと思います。
(ID:18471112)
孫崎さんのこうした論を当初から発っするだけの知力を首相の座に就く者が持っていたなら、こんな問題は「問題」にならなかったと思う。この論と完全一致でなくとも、要は、問題の根は長らくのアベ政権で知的な外交がとことん欠落したことに尽きる。
「外交の放棄の後に来るものは戦争でしかない」(11/22天木氏メルマガ)
日本を「いいカモ」にするネオコン ウイルスに孫崎ワクチンがどれだけ効くのか、第**の敗戦まで間近でないか。