こういうコメントをいただき、安倍氏の顔を思い浮かべますと、切なくなりますね。そこには「悪女の深情け」みたいなものがにじみ出てきているみたいな。

今更、日本人論を持ち出すのは憚れますので、一言だけ、アングロ・サクソン、ユダヤ、そして中国が織りなすリアルな国際政治への対処は日本人には不得手ということです。

このままだと、いつか近々、やられます。

世界各国にある米軍基地は、米国の世界戦略に必要なもので、各国とも米国との互恵関係において米軍基地を置いているに過ぎない。あくまでも米国の利益のためであって、間接的利益はあるが、各国に直接的利益がもたらされるものではない。

日本は、憲法護持に勢力を費やし、基地協定にまともに取り組んでこなかったリベラル野党の責任が大きい。ドイツ、韓国など他の国は基地協定の改定を何度も行っているが、日本は一度も行っていない。米国の圧力が日本に強くドイツに甘かった面は否定できないが、メルケルとトランプが同席したときの両者の顔つきを見ればよい。両方とも相手の顔を見ようとしない。笑顔などなったく見えず両者とも渋い顔している。真剣な外交交渉の姿を見せており、だからといって、トランプ氏はドイツを邪険に扱うことなどない。ドイツの存在感が増すのです。

政府野党、官僚、マスコミ、外交専門家すべての関係者が、日本の権益を重要視せず、己の身分、地位、名誉、お金に眼がくらむというより、飛びつくものが主流を占めているからでしょう。「無思想の思想」を信念とする「道」の精神が欠け、俗に流される軟弱者が増えているからでしょう。日産の車検問題、神戸製鋼データー改ざん、商工中金のデーター改ざんなど、トップが職務の使命を忘れ、お金まみれの世流を泳ぎ回るものばかり、共生とは程遠い社会、福祉などが最初に切り捨てられていくのでしょう。

> こうした事実を説明し、米国と交渉にあたってこなかったから、トランプに要求され、日本の国内はそれももっともという空気が覆っている。

逆らえない相手と察するや否や「それももっとも」と あっさり自らを偽る生活習慣がウン十年？続いている日本社会故でしょう。これも「騙されることを選択する国民」の実例に他ならない。

米国にとって、その安全がもっとも重要な国の一つが
イスラエルなのだけど、米国とイスラエルの間に軍事
条約はない。

クウェートと米国にも条約などなかったにもかかわらず
ベトナム戦争終結後、ベトナムとタイが交戦したことがある。

世界最強の米国を破ったベトナムが、米国側に立って米軍の
支援をしたタイは怖くて仕方なかった。

タイは米軍の支援を求めたが、当然ながら米国はけんもほろろ。
米タイ間には軍事条約があるのに....

教訓、条約が確実に守られるのは当該国が守ったほうが得と考
えた場合のみ。

守れば損と当該国が考えれば条約など決して守られない。

NATO加盟国のトルコがロシア機を撃墜した時、ロシアの報復が
十分考えられた。
エルドアンは早速ヨーロッパに飛びNATOに泣きついた。
その時米軍の現地司令官はこれはロシアとトルコの間の限定的な
国境トラブルであるとトルコを突っぱねた。

まさか跳ね上がったトルコのせいで第三次世界大戦などとんでもない
という常識的な判断。
そんなものです、国際関係って。

日中の無人島の争いで米国が米中戦争も辞さない決意でいてくれる
と考える日本人は世界の笑い物でしょう。

>>4
確かに私もそう思います。

田岡俊次氏によればフォークランド紛争の時、
条約上は米国はアルゼンチン側に立ってイギリスと
戦わなくてはならなかった。

場所はNATO域外だから。

けれど実際に米国はどうしたか。

米国がアルゼンチンとの条約に背いたことを
誰もことさら避難しない。

半ば公然とイギリスに戦争協力したことを世界は
知っているが。

>>2
いろいろおっしゃっていますが、何を言いたいのか私には不明。すかさず、あなたは「不明なら読むな」と言うのだろうが、ブログに出ている以上見ないのもやはり変でしょう？

今日は二つだけ言わせて下さい。
１．｛日本は憲法護持に勢力（精力の間違いかな？）を費やし基地協定にまともに取り組んで来なかったリベラル野党の責任は大きい｝というあなたの命題に私は賛成しません。基地協定の改定問題が進まなかったのは自民党の怠慢ですよ。これは孫崎スクールの主要カリキュラムの一つです。余談ですが、金丸信なんか自民党の顔なんだけど何でも利権にして自ら太る天才なんだけど思いやり予算の発明者です。保守の事情に詳しいあなたも知っている筈ですよ。今も尚、保守の面々を窺っていると自民党代議士全部が私には金太郎飴に見えますが、あなたにはどう見えているのでしょうか。
２．同じコラムに「メルケルとトランプの渋ずらだけどドイツを邪険に扱わない」という節が記入されていますが、あなたの言いたいのはリベラルがしっかりしてれば、トランプと安倍のにやにや顔を渋ずらに変え「日本は米国が担って来た経費を払い戻す」みたいな発言は阻止できたとあなたは言いたいのですか。もしそうなら、文章としては一応筋は通るが、やっぱり滑稽です。両者のにやにや顔とトランプの言いたい放題は自民党と公明党とネトウヨとあなたみたいな保守人の責任です。リベラルには関係ありません。

>>6
なるほどいろいろ教えていただいてありがとうございます。日本はバカの一つ覚えで条約が憲法に優先するとか、いい加減なことを法学部で教えたりして固すぎますよ。政治家や裁判官、検事連が米国信者になりきっちゃってどうなってんでしょうねこの国は。

>>7
何か言ってくるだろうと、「言葉の餌」を文章に添えると見事に食いついてくる。ただ、文章理解力が全く欠ける人ですね。自民党に責任がないなんて一言も言っていません。政権党に基本的に責任があるのは当たり前です。自民党が責任を果たさなければ、自民党を追求するのが野党の責任であるが、野党の追及をあまり見たことがない。批判を忘れては野党の責任を果たしていないといっているのです。説明は今回で終わりです。レベルが低すぎ、楽しくありません。

トランプとメルケルの話は、安倍首相をを皮肉っているのですが、あなたははっきり言わないと理解出ない。何でも悪い方に悪い方にと受け取ってしまう。被害妄想狂に陥っているみたいですね。お大事にしてください。

>>9
ひっかけられたか。りゃんさんも彼のひっかけに私がひっかかって喜んでいましたね。「一つもそんなこと言ってませんよ」ですか。面白いですな。ネトウヨやあなたみたいな人のそのような言葉使いを詭弁と言うのですが、知っているですよね。この孫崎スクールでは御法度なんですが、まーいいか。言論の自由だから。

ああそうそう「被害妄想」というのはそういうことじゃないですよ。あなたから私は被害を受けて居ません。なんとつまらん、脈絡もない下手な文章を書く奴だとしか思っていないのですよ。そんな人に被害を被るなんて感覚はないんですよ。あなたに代表される保守とは何と滑稽な連中なんだ！という優越感しかないのですよ。若き希望様。

>>8
アルゼンチンという国は私は行ったことがないのですが、
南米では大変に白人比率が高いのだそうです。
そして褐色の中南米国家を見下すようなところがあり、
国民の気質にも脱南米入欧的なところが多いにあったそうです。

当然他のラテンアメリカ諸国からは浮いていた。
そこでフォークランド紛争。

アルゼンチンは自分たちをを半ばヨーロッパ人だくらいに思って
いましたが、米国以外にもヨーロッパは皆、有形無形にイギリスの
味方をしてアルゼンチン人をがっかりさせた。

孤立無援のアルゼンチン。

ところが、アルゼンチン人が普段歯牙にもかけていなかった他の
南米諸国が一斉にアルゼンチン支持の声明を出した。
アルゼンチンは嫌われていると思っていたのに。

アルゼンチンは島を得ることはできなかったが、自分たちの
アイデンティティを得た、のだそうです。

>>11
優越感、あなたの人生にとって重要なことですか。何歳か知りませんが、もっと重要なことに優越感を持つようにしてください。被害妄想狂に陥っていないのであれば安心しました。愚かなものは愚かさが分るかわけなく、余計な心配でした。

>憲法護持に勢力を費やし、基地協定にまともに取り組んで
こなかったリベラル野党の責任が大きい。

のだそうです。
その千倍は責任があるはずの自民党の責任にはまったくく触れない。

それを言われると、
>自民党に責任がないなんて一言も言ってません。
あげくは「言葉の餌」だの、
フレディさんの「文章理解力」がどうだの。

わたしもフレディさんと同様に理解しましたよ。
国語だけはずっと「5」だったけど。

どうしちゃいました、若い希望さん。
最近でこそあまりないが、以前のあなたの投稿は
教えられることもあったのですよ。

>>14
もっともらしく言うのは構わないが、基地協定の改定を単独に自民党が取り組めば、米国相手に戦えるというあなたの頭は少しおかしいのではないか。米国と戦うためには、野党が改定を要求するだけでなく、国民の７割ぐらいが要求しているなど国全体として行動をしなければかなうわけがありません。沖縄の人たちに顔向けできないようでは話になりませんよ。自民党でなく、沖縄人が頑張っています。自民党に千倍責任があるといっても、自民党は全然相手にしないでしょう。なんでも悪いのは自民党といっているだけでは、何も前に進まないということ自覚できなければ、基地協定の改定などできないということが分からなければだめでしょう。何でもも悪いのは、自民党といっているだけでは、いつまでたっても、国民の信頼を得られない。あなたに理解されたくもありません。あなたに好まれようとして書いているわけではありません。

基地協定の改定を今しようとすれば当然米国との
間に摩擦はあるでしょう。
米国はもう「既得権」ぐらいに思っているでしょうから。

ですが、国民の支持が得られないなんてことは決して
ありません。

自民党にやる気がないだけです。

売国政党だから。

>>16
自民党が前向きでなければ、ではだれが、基地協定改定を目指そうとするのですか。野党は、与党がやるのが当たり前といって、うそぶいていればいいのですか。国民の支持を得て、改定をやらなければ売国政党だといっていれば済むのですか。野党は何をする党なのですか。