1:安倍氏、安倍政権の支持は高くない
22日実施した衆議院選挙で、自民党は二八三議席以上を獲得する大勝を行い、国会運営を有利に進められる「絶対安定多数(261議席)を確保した。自民党公明党の連立政権は三分の二を確保し、憲法改正にむけて動き出せる体制を作った。
自民党は勢いづき、①憲法改正、②消費税のアップ、③原発の再稼働などを次々と推進していくだろう。
ただ、日本の政治を見る者として、この大勝に違和感がある。
選挙直前の17日、18日、朝日新聞が行った世論調査で、「安倍首相に今後も首相を続けてほしいか」を聞いたところ、「続けてほしい」34%で、「そうは思わない」が51%と半数にのぼった。同じく、13日から15日まで毎日新聞が行った世論調査では、「衆院選後も安倍首相が首相を続けた方がよいと思うか」に、「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回った。
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衆議院選挙は今日。重要案件に対する各党の立場、改憲(立憲・九条改正に反対)、消費税(公明賛成、立憲、希望は凍結)、原発(自民30基稼働、公明再稼働を進めてきた、立憲再稼働反対)、森友・加計:「国会で丁寧に説明を重ねてきた」(安倍首相)
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ラフカディオ・ハーンの日本分析は凄い。「官僚:人間の奴隷でないが、制度の奴隷」
コメント
>>7
一言お聞きしたいのですが、前原さんの責任を問う人が多くいますが、共産党の志位さんの責任を問う人がいないのはどうしてですか。21名が12名と大敗したのですよ。前原が悪いで片づけるのですか。
>>11
あなたの政治に関するコメントのありかたが細かすぎるんですな。ファクト無視、無思想、リベラル排除というあなたの傾向から推測するに京都の前原と同じような生い立ちがあって今あなたなりの成功感にあなたはきっと浸っていらっしゃるんでしょうな。海外旅行、株売買、自由闊達というあなたが発する用語から日本的な俗物成金プチブルを感じ取るのは私だけでは無いでしょう。
前置きはともかく、あなたの質問、何故、共産党が数を落として志位を非難しないか?への私の答えは下記の通りです。
私は毛沢東と蒋介石の会議をセットした張学良を尊敬してます。あなたは張学良を知らないかもしれない。それは国共合作でした。日本を中国大陸から追いだすためのジョイントベンチャーです。斯かるジョイントベンチャーをせずして大仕事は成らずというのが私のモットー。そのモットーに従えば、野党連合には安倍をひっくり返すことが出来た可能性は濃厚だった。それを見事に壊したのが小池と前原だった。それで喜んだのは時代錯誤の米ネオコンとその手先であるジャパンハンドラーそして自民党4人組なんです。そういう意味なんですけどね。孫崎先生のブログに変な投稿ではあったが毎日言葉を投げかけているあなただから他の文章も読んでいたに違いないとすれば、少しは私の趣旨は分かっているに違いない。でなければ、やはり精神的に変ですよ。そういう流れで政治を見てますからね、「共産党の数が減ったから、志位を非難する」なんていう文脈は私には無いんです。お判りでしょうかな。分からないだろうな。だってあなたは勉強を放棄し、ファクトはどこ吹く風?なんだから。ま、どっちでもいいか。
>>12
ふーん、国会議員の数は何人でもいいのか。わからない論理です。
(ID:18367902)
安倍政権に対する支持率が、不支持より低くなっており、本来は、自民党内で倒閣の動きが出てくるのが普通である。一義的には、安倍以外で台頭できる候補者がいないのが一番大きな問題なのでしょう。力がなくなっているのを十分承知しているのが安倍首相ではないか。勝利してから、問題山積で、最近の顔色とか表情に笑顔が見えない。
野党共闘で、一番ネックになっているのは、憲法安保問題であり、この問題さえなければ、民進党が割れることもない。長年の民進党の内部抗争に区切りがついたとみるべきであり、野党の結束力がかまとまったとみるべきなのでしょう。
前原氏の裏切りというのは、どうなのでしょうか。当時の状況を考えてみればよい。希望の党へ移る人がどんどん出ており、民進党の期待感が薄れている中で、前原氏が動かなかったならば、党が分かれているが、民進党の人たちが、立憲民主、希望、無所属の合計数を得られたかといえば、希望の党が増えるだけで、惨敗に終わったかもしれない。ただ、共闘によって、共産党の議席21から12に堕ちることはなく21より増えたかもしれない。