A:事実関係
イランの首都テヘランで7日午前(日本時間同日午後)、国会と、初代最高指導者、故ホメイニ師をまつる廟が武装集団にほぼ同時に襲撃される事件が起きた。イラン政府によると、警備員ら12人が死亡、42人が負傷した。武装集団は国会職員を人質に国会内で立てこもったが、射殺された。過激派組織「イスラム国」(IS)系のアマク通信は同日、「IS戦士が襲撃した」(AK-47sと手榴弾で武装)とする事実上の犯行声明をだした。(6名の襲撃者が射殺され、5名が逮捕)
イラン政府は両事件をテロと断定。テヘランでのテロは2005年6月に2人が死亡した爆弾テロ以来。イラン国内のテロで、ISが犯行を主張したのは初めて。ISの犯行が事実であれば、イランがイラクとシリアに革命防衛隊を派兵してISと戦い、ISがイランへの敵意を増幅させている事情が背景にあるとみられる。
イラン政府の発表によると、国会を襲撃した
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バーレーン、サウジ、エジプト、ア首連が5日、カタールと国交断絶発表、同時にトランプはカタールの過激派資金提供を非難し、この動きを自分のサウジ訪問の成果とツイート。だがカタールにはアメリカ中央軍が駐留。軍事的に重要な相手
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加計学園を巡る問題で「官邸の最高レベルが言っている」等と書かれた文書、怪文書だ、存在しない、再調査しないで押し切れるか。比較的政府支援の日本テレビですら疑問の報道。「文科省文書の問題は政権の信頼に関わる問題になりつつある」
コメント
孫崎さんがご指摘されていたが、イラクに拠点を置く「IS」に対する集中的攻撃によって、メンバーが世界に拡散し、「テロ」が、日常的に起きる状況になっている。問題の本質が、「貧困、格差、差別」であり、人間の欲望の問題であり、解決が難しい。
5月の「テロ事件」を列記してみて驚いている。ほとんど毎日起きているとみてよいのでしょう。
1.5月2日 シリア北部国内難民、難民用キャンプ襲撃
2.5月3日 アフガニスタン NATO軍車列を狙った自爆テロ
3.5月6日 フィリピンマニラ 小包が爆発
4.5月7日 マリ北部 国軍の基地を襲撃
5.5月12日 パキスタン 上院副議長の車列を狙った自爆テロ
6.5月22日 英国マンチェスターコンサート
7.5月24日 インドネシアジャカルタバスターミナル襲撃
8.5月26日 エジプトみミヤ県バス襲撃
9.5月30日 イラクバグダッド自動車爆弾
10.5月31日アフガニスタンドイツ大使館自動車爆弾
アメリカの関与だとかロシアの関与という段階を超えている。世界の指導者は真剣に向き合うべきでしょう。垣根を越えられなければ、また、経済的論理を越えなければ解決できない問題である。トランプの経済一辺倒の行き方では解決できず、世界に「テロ」情報が毎日流れ、当たり前の現象になっていくのが怖い。
ISは西欧諸国で頻繁にテロをやっている。シリアで負傷したISの幹部がイスラエルの病院で治療を受けたとか、ヨルダンの砂漠にサウジ、イスラエル、米国共同出資のIS戦士を訓練する秘密施設があるとか、あったとかいう話をよく聞く。はっきりしていることはサウジ、湾岸諸国、ヨルダン、イスラエルで、私の知る限り、ISによるテロは発生していない。
私はこの手のテロの報を受けたら、まっさきに一体誰がファイナンスしているか考えることにしている。イランへのISテロはヨーロッパで起こっているテロと同じソースからのファイナンスを受けているのだろうと推察している。
ISは一体何を志向しているのか?彼らは明確に皆に分かるように話したことがありません。彼らには彼らに特有の大義が無い。願望も無い。世界観も無い。英語を使用して申し訳ないが、「MERCENARY]と呼ぶべきでしょう。CNNは常時この言葉を使ってます。「金銭ずくで働く人」と辞書に出てますが、ピンと来ません。
この種のテロを消滅させるには、自由諸国で一人歩きしだした諜報秘密機関に足かせを付けれるかどうかに架かっていると私は睨んでいます。
海外でテロが起きるたび、思わずほくそ笑む安倍の笑顔が見えるようだ。「だから日本も共謀罪が必要だ」。