私の家に猫がいた。名前は、私が勝手に、ウィン・ウィン(win/win)と付けたが、正式名称は「プリンセス・カサマシマ(Princess Casamassima)」である。娘がヘンリージェイムスの小説からとった神々しい名前らしい。だが、登録の時には、そんな長ったらしい名前は受け入れられずに、単に「プリンセス」になったらしい。猫は娘と一緒に日本にきたときには旅の疲れか、とても「プリンセス」の様に柔和な雰囲気で無かった。それで、「プリンセス」と呼ぶのはあまりに白々しく、私が勝手に「ウィン・ウィン」と命名した。
元々、アメリカにいる娘の猫だった。
10年位前、娘は米国のヴァージニア大学で英文学の博士論文を書いている最中で、大学への就職で悪戦苦闘していた。一般的に新卒者の大教師学への就職は、各大学の応募し、書類審査を受ける、そして各大学は英文学学会の時に一人の候補に対して10人位のインタビューを
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シリア攻撃の後ろにある大きな流れは何か。それはトランプ政権が、軍産複合体(イスラエル・ロビーと密接な関係)と金融資本の軍門に下ったこと。トランプは選挙時の国民への発言と全く逆に動き始めた。
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シリアに対する米国世論、ミサイル攻撃支持57%、反対36%。だがよく見ると慎重。陸軍を含む全面的関与18%、空爆のみ、地上軍無し30%、外交のみ、更なる軍事関与に反対26%、関与なし15%
コメント
IWJのインタビューの時に現れた猫ちゃんですね。
悲しいなぁ。
しんみりしてしまいました。
先生は、『この者に合図すれば、ベランダの戸は開く』と、ウィン・ウィンに見込まれていたんですね。
そして、最期に10秒以上おとなしく抱かれて、きちんとご挨拶もして、静かに逝ってしまったんですね。
猫の様々な意志力には、感心することが多いです。
いつかまた、お住いの玄関の前に『私を飼ってください』というcatが現れるかも。
私が19の時に拾ってきた猫を亡き祖母、父母がずっと面倒を見てくれていました。
いちど生死にかかわる大病を患いましたが無事に持ち直し、その後ずいぶん長生きしましたが、数年前に死にました。
少なくとも24年生きた猫でした。
(ID:18367902)
自分の視界から去っていくのが、「猫」であるが、人間であっても同じことがいえる。
伴侶の間でも、いさかいが絶えなかったが、最後は感謝の気持ちで去っていく場合もあるし、非常に仲良くしていたが、死に直面し、伴侶を殴る、たたくなどの暴力をふるう場合もある。様々な事例を見聞きし、人間は、知的判断が災いし、動物と違い手前勝手な面を解消できない愚かな事例も出てくる。自己を見つめる人格の差なのでしょう。いつも戒めている。