イラクが何故混乱したかを考えてみよう。

サダム・フセインは独裁者であった。しかし、サダム体制下、スンニー派とシーア派のすみわけがあった。しかし、現実には存在しない、大量破壊の危険を口実に、イラク戦争に入り、イラク国内を大混乱に導いた。

イラク国民にとって、①サダム政権下が望ましいか、②イラク戦争後のイラクが望ましいかといえば、圧倒的に前者である。

同じ状況はリビアのカダフィ政権の打倒でも起こった。

何故、こうした事態が起こっているか。

現地住民のためと言っているが決してそうではない。

では何故か。

大きい要因に2つある。
 1:
軍事行動は米国の軍需産業に利益をもたらす。
 常に、留意しなければならないのはアイゼンハワー大統領の離任の言葉です。
「、350万人の男女が防衛部門に直接雇用されています。私たちは、アメリカのすべての会社の純収入よりも多いお金を毎年軍事に費やします。
私たちは、こ