イラクが何故混乱したかを考えてみよう。
サダム・フセインは独裁者であった。しかし、サダム体制下、スンニー派とシーア派のすみわけがあった。しかし、現実には存在しない、大量破壊の危険を口実に、イラク戦争に入り、イラク国内を大混乱に導いた。
イラク国民にとって、①サダム政権下が望ましいか、②イラク戦争後のイラクが望ましいかといえば、圧倒的に前者である。
同じ状況はリビアのカダフィ政権の打倒でも起こった。
何故、こうした事態が起こっているか。
現地住民のためと言っているが決してそうではない。
では何故か。
大きい要因に2つある。
1:軍事行動は米国の軍需産業に利益をもたらす。
常に、留意しなければならないのはアイゼンハワー大統領の離任の言葉です。
「、350万人の男女が防衛部門に直接雇用されています。私たちは、アメリカのすべての会社の純収入よりも多いお金を毎年軍事に費やします。
私たちは、こ
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籠池氏長男籠池佳茂ツイート、「このページは存在しません」となりました。私は「どこまで発信続けられるか。注目して欲しい」と懸念を表明しましたが、その通りになりました。以前、彼のツイートで重要と思われるものをブログで掲載したので、再掲載します。
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シリア攻撃の後ろにある大きな流れは何か。それはトランプ政権が、軍産複合体(イスラエル・ロビーと密接な関係)と金融資本の軍門に下ったこと。トランプは選挙時の国民への発言と全く逆に動き始めた。
コメント
>>8
続き
台湾は一つの中国の下にあるというコンセプトをトランプに改めて刷り込んだ。
西沙、南沙、尖閣は事実上中国の管理下にあると見られる。何故なら、中国は全面戦争に訴えてもこれら島嶼を守ると米国に対して宣言して居る。
北朝鮮は中国の唯一のれっきとした軍事同盟国である。
以上のように整理しますと中国は借りて来た猫どころか虎とは言えないにしても豹みたいに動いていると映っています。
余談ですが、菅直人は一定の合理性に基づき中國海で挑発してみせたのでしょうが、尖閣のみならず西沙、南沙も中国の核心的利益体系に組み込ませてしまったのは実に皮肉なことです。
>>7
真偽不明の情報に基づき「DEMONアサドと見られても仕方ない」と言う無責任な言い方をするのは止めてもらいたい。
>>7
「DEMONアサド」からの認識では、実質上の思考停止だ。
(ID:19005377)
孫崎先生のシリア状勢分析に全く以って賛同いたします。
ロシアは、ウクライナでは、何故かは正確には知りませんが、恐らく狂ったNATOを刺激するのを避けたのでしょうか、実にGENTLEMANLIKELYに行動していたような印象を私は持っています。
しかし、シリアではロシアは退かないのではないでしょうか。このいざこざに仲介に入る能力があるのは中國だけではないでしょうか。中国の力の見せ所です。もし失敗すれば、世界はハルマゲドンに発展してしまうのではと私は本当に心配して居ます。朝鮮戦争に始まり、ベトナム戦争を仕掛け、アフガニスタン、パキスタンを壊し、イラクに侵略、リビアを壊し、ウクライナを壊し、シリアで人殺しを表だって始めた米国は一体何者だろうかと慨嘆せざるを得ません。やっぱり、米国はDEMONですよ。間違いなく。