A:事実関係
南スーダンPKOに派遣の陸自部隊、撤退へ 政権が決定
安倍政権は10日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊の施設部隊を撤退させる方針を決めた。南スーダンには2012年1月から派遣し、道路整備などに従事。しかし、大統領派と前副大統領派の間で激しい戦闘が起きるなどしており、国会で批判を浴びていた。
B:評価
1:国連PKO派遣には次の5原則を持っている。
PKO参加5原則
(1)紛争当事者間で停戦合意が成立(2)日本の参加に現地政府や紛争当事者が同意(3)中立の厳守(4)以上のいずれかが満たされなければ撤収可能(5)武器使用は必要最小限
しかしながら、現状においては激しい戦闘が続いており、(1)紛争当事者間で停戦合意が成立の状態ではない。
すでに、自衛隊の周辺で戦闘が起こり、それを記載した日誌を焼却した、しない
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森友事件、世論厳しい。日経クイックVOTE関係者国会参考人招致70.8%。今、森友学園籠池氏と安倍昭恵夫人をトカゲのしっぽ切りの動き(読売社説)。最大の問題は決断した財務省理財局長、近畿財務局。そして圧力駆けた人物。一番ありうるのは安倍首相。
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米国代表的新聞ウォール・ストリート・ジャーナルが安倍首相のナショナリズムを批判。「日本経済を低迷させる安倍首相のナショナリズム」これは深刻だ。WSJは「米国支配層が読む新聞」と称される新聞。
コメント
唐突な「陸自の南スーダン派遣部隊撤収」の首相声明を聞いた瞬間、これは「森友問題」隠しの政府側の策略に相違ないと感じた。「5月末を目途に」といいつつ、何故それを今発表しなければならないか、その説明がまったくない。
籠池理事長らの「参考人招致」の要求に抗せざるを得なくなった与党自民党が、それを避けるために、「瑞穂の国小学校の不認可と籠池理事長の退任」を、大阪府と籠池理事長側に手を回して発表させ、問題の幕引きを図ろうとしたことも明らかだ。籠池理事長の記者(YOU=TUBE)で、彼が安倍首相夫妻や稲田大臣への恨み節ともとれる発言(「とかげのシッポ切りは止めて欲しい」など)をしていたことが印象的であった。 要は、自分たちと思想・信条を同じくする変わった人物が大阪府に居ることを知った安倍夫妻と稲田大臣(夫が森友学園の顧問弁護士)らが、籠池氏を焚きつけて小学校設立に持ち込むよう仕組んだということ。松井府知事もこれに一枚かんでいるに相違ない。
この問題、これで「一件落着」を許しては、絶対日本のためにならない。断固、徹底究明を求める。
政権延命に精魂を傾ける政権。何のために政権延命が大切なのであろうか。憲法改正したら、米国の支配から自由に行動できるなどと考えているのであろうか。
自民党政権しかまともな政権が期待できないのであれば、自民党政権を受け入れざるを得ないが、同じ政権を何が何でも延命させなければならない理由などないではないか。地位、名誉、利権にかかわらないと政治活動ができないというものでもないと思うが、政治家の質は物欲的利権体質が必須の要件になり、物質的利権体質を排除すれば、政治家脱落の道を歩まざるを得ないのであろうか。なんとも寂しい話ではある。この国をどのようしようとするのか、政治家が理想を語れない、語る必要がない社会は、国民にも責任があり、国民が平和を貪っている、惰眠を貪っているといえるのでしょう。
「出口戦略の無いまま派遣が続いた」という指摘を私は注目したい。ざっと過去を振り返って分かることは、日本国の重要政策に出口を考えておくなんて洒落たことが行われたことが皆無だということではないでしょうか。日中戦争しかり。太平洋戦争、これは悪夢でしかなかった。今では原発再稼働、アベノミックス、財政赤字超膨張政策には全く出口が無い。停止条件なしのイケイケどんどんだ。悪賢い連中はロングで儲け、破綻でぼろ儲けするポジションを既に設定済み。知らぬは多くの無頓着な国民のみ。これでは取り込み詐欺同然だ。
上記のプロセスは地獄へのプロセス。森友事件が起きてそれがPKOの撤退に火が付いたとすれ、森友学園事件の発生は出口を提供してくれたという意味で一定の評価が与えられたと私は思う。今後安倍体制には森友学園事件は財政破綻の予兆隠しの目くらましに使われ、財政破綻の予兆は原発の更なる過酷事故の目くらまし、原発過酷事故はアベノミックスの破綻の目くらましに使える。そんなアホなこと言っている場合じゃない。元々、安倍体制にはダウンサイドのリスクしかない。だから上記のような予見が成立する。
日本国は上記のような悪の連鎖を待つ訳には行かない。この内閣の早期退陣をどう図るか?それが問題なんです。
(ID:32175174)
世論調査の数字の変化は、世論調査の方法がいかにお粗末なものであるか、また、調査対象である回答者の意見そのものが風見鶏のように右往左往するのは、回答者がいかに無知、無定見であることを示しているに過ぎない。コメンテーターとしては世論調査の数字などよりも、もっと深い知見に基づいて事象を読み、解説すべきだろう。例えば、南スーダンへの自衛隊派遣を、北朝鮮のミサイルおよび核弾頭などの軍事技術が日本の安全保障に及ぼしている影響とのバランスにおいて思考し、自衛隊派遣を続けるべきか否か、国家安全保障会議でのやり取り、などについて意見を述べるべきだろう。