平和的手段での平和構築①第二次大戦以降、植民地経営は、抵抗運動や植民地への経済投資の負担で、宗主国にはマイナスの事業となりました(『21世紀の戦争と平和』から)
私は、植民地という問題にかなり早い段階で関心を持ちました。一九六六年に外務省に入省し、その九月から英国陸軍学校でロシア語を勉強しました。この学校では英国の軍人がロシア語やアラビア語を学ぶと同時に、植民地の軍人や傭兵的軍人を教育する場でもありました。グルカ軍やイエーメン軍の将校が私たちといっしょに将校宿舎にいたのです。
一九六〇年代初め、アラブ連合共和国のガマール・ナセル大統領のアラブ民族主義に触発され、イエーメンで独立運動が勢いを持ちました。一九六七年、英国軍隊は一八三九年以来の支配を終え、イエーメンから撤退し、南イエーメンの独立が宣言されました。
そして、一九六八年、ポンド切り下げの数週間後、ハロルド・
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はい、以前にも書いたことですが、帝国主義的
領土拡張国家である米国はやたらに他国を軍事
攻撃するのは決してやめないのですが、自国領土
にするのは、もうやっていません。
転機になったのはハワイの占領、併呑だったのでは
ないでしょうか。
ハワイから収奪できるものなど何もなく、米国からの
持ち出しばかり。
軍事の要衝となり、観光地として大成功したので結果
オーライでしたが。
米西戦争でスペインから奪ったフィリピンは保護領に
することもなく放り出しまた。
大成功でした。
フィリピン人を米本土の人々と同様の生活水準に引き上げる
など想像したくもない悪夢でしょう。
中国は米国がとっくに学習済みの事柄をまだよくは知らず、
領土は広い方が良いと考え、毛沢東は内戦勝利の後ですぐに
チベットに進撃し、彼の地を「解放」しました。
チベット人は「われは仏の生まれ変わりである」と称する
ペテン師を崇める前近代的民族なので、これをまともな
暮らしをする近代の民に変ぼうさせるためには莫大な富を
奪われることでしょう。
今頃、中国の首脳はジャマイカをなぜ米国は自国に併合しないのか
とっくに気付いていることでしょう。
できることならいまいましいチベットやウィグルなど
放り出してしまいたいはずです。
もう、そうはいきませんが。
領土拡張のための戦争はもう起きません。
イスラエルだけは別として。
(ID:21835634)
「チベットの人たちに失礼じゃないの」と
カミさんが言いました。
チベットの方々、気をを悪くされたらすみません。
私は宗教指導者、坊主の類はすべてペテン師と考えている
人間なのです。
哀れな子羊に対して、まるで神や仏の全権委任状でも
持っているかのように振る舞うから。
それでも現人神にのぼせ上がって破滅的戦争に突進した
民族には言われたくなかったでしょうね。
すみませんでした。
(ID:18367902)
ただ一つの例外は日本でしょうか。おかねをふんだんに払えば平和憲法を守れるし、日本自身は戦争しなくても、米国は守ってくれると考えている、自分自身は手を汚さず、米国人が命を懸けて日本を守ってくれる、こんな都合の良いことを考えている平和ボケに対し、トランプ氏が問題提起した。
金融緩和し、かなりのマネーが、金利が高くなれば、米国に流れていく。政府だけでなく、金融会社、企業、個人投資家が米国債、米国株に投資することになる。国家が買えばしおずけになるというより、米国の借金経営をバックアップすることになる。日本に対しては、今までの政策以上のことは、米国もできないことが分かっているのに、慌てふためいている。頼ることしかできないが、頼ることができないと、日本がどの国とも対等に外交をしていかなければならないので、敵か味方の選別しかしないと短絡的に考えると、いつか来た道をたどるしかない。いつ自立できるのであろうか。