やはりフェリー問題で新潟日報は執拗に知事を追及していたようです。しかも新潟日報は東電の広告を掲載していたようです。
☆反原発のシンボル 泉田新潟知事が突然「出馬撤回」の背景 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188900 #日刊ゲンダイDIGITAL

内田樹さんのtwitterでも「新潟の友人の話によると、新潟日報は最近5回全面広告を載せていた。1回で1000万円。もう日本は真っ黒です」と述べています。
しかし、フェリー問題程度で立候補をやめるのは解せません。

泉田知事の功績は命を賭けて県知事の権限をフルに活用して福島の事故の原因究明を求め戦ったことだと思います。その結果新潟県にある東電の原発の再稼働がストップしている事実は高く評価されなくてはなりません。

佐藤栄佐久元福島県知事が東電の隠ぺい体質を非難しただけで原発村に睨まれ無実の罪を着せられ有罪になってしまった訳です。民主主義国家では絶対あってはならないことが現実にこの日本で起こっているわけです。原発村の力は絶大な訳ですよ。私は戦前の軍部が国家内国家として絶大な権力を保持していたと同様に今の日本に原発村と言う国家内国家があると思っています。

新潟日報の社説では県の第三セクターが進めている韓国から購入した中古船を使っての海運事業を巡って泉田知事の責任が浮かび上がっているようで、福島の佐藤元知事が身内の土木業者の賄賂疑惑（でっち上げ）知事職を追われたケースに酷似しており泉田知事はここが潮時と考えたのでしょう。

ここは新しい人が出て泉田知事の取り組みを引き継ぐことが切に望まれる事態だと私は思います。

ＩＷＪ岩上　安見ジャーナルの３１日付け、過去取材で、泉田知事への、岩上氏のインタビューを観ておりました。そして、４期でしたか？の出馬断念の記事をＦＢで見、孫崎先生のブログを今見てます。断念の取り消しは出来ないものか？じつに原発について詳しい知事です。アメブロにも動画を入れました、２０１４年当時の、岩上氏のインタビューです。今でも、ユーチュブで】見れます。以上。

私は泉田知事を原発再稼働を批判する勢力の有力な指導者の一人として尊敬して来たわけですよ。しかし、今回、残念ながら複雑怪奇なフェリー問題が起こってしまった。いや、私の印象としては巻き込まれたなと受け止めざるを得ない。こうなると、泉田知事の主たる政策遂行に支障を来す。換言すれば、泉田知事としては下野してフェリー問題に対応し民間人として今後やってくる訴訟に応じようと考えたのでしょう。実に賢明な選択だと思っています。