A:事実関係 8月21日毎日新聞報道
イランの首都テヘランのイラン人宅で今年4月に開かれたパーティーを治安当局が強制捜査した際に、出席していた小林駐イラン大使が一時、身柄を拘束され、事情聴取を受けていたことが毎日新聞の取材でわかった。国際条約が定める「外交特権」は、外交官の身体などを「不可侵」としており、捜査は異例だ。小林大使によると、「大使に対する扱いとして不適切で、イラン外務省に抗議した」という。
保守的なイスラム教シーア派政権が統治するイランでは、昨年の米欧諸国などとの核合意を受けて経済制裁が解除されたことで、保守系組織を中心に外国文化流入への警戒感が強まっている。今回の強制捜査は、こうした状況を背景にした摘発強化の一環だった可能性もある。
複数の関係者らによると、小林大使は4月28日午後7時からテヘラン西部
で開かれた夕食会に夫人と出席した。主催者は歴代の日本大使とも
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世界の多数の国が核兵器の廃絶に向かって動くのに日本は米国に隷属しこれに加わらない。そして存在しない「核の傘」の論を振りまく・
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NNN(日本テレビ)(19日~21日調査)「生前退位を認めてよいと思うか」、「思う」は94.3%。政府消極的。読売社説で産経、朝日は消極的コメント掲載。最近の世論動向では異例の展開。
コメント
「テヘランのイラン人宅で開かれたパーティー、主催者はイラン人で外国外交官ら約30人を招待」
*こうしたパーティーが一般的で日常的に行われているのか、治安当局が強制捜査するような性質のものなのか、これだけ の情報だけでは判断できない。
*問題にすべきは「治安当局が強制捜査」したことである。
*そこで「外交官カード」を携帯していなかった小林大使の不始末を同じレベルで論ずるべきではない。その切り口でイランの外交政策を論ずるべきではない。
>>3
米国大統領が来日すると専用車も持ち込まれます。
シークレットサービスの護衛官も。
専用車は日本の車検を受けなければ日本の道路を1ミリも
走れないはずです。
護衛官は必ず銃器を持ち込んでいるはずで、銃刀法違反
です。
これらのことは日本のマスコミで報じられたことがありません。
どうなっているのでしょうかね。
かつて冷戦中、ソ連からの要人来日に対して護衛に当たる者に
武装は、銃刀法にてらして許せない。
法治国家として当然のことである、として武装解除の上で護衛に
当たらせたと言う新聞記事を読んだ覚えがあるのですが。
>>8
わたしは飲酒を禁じたり、女だけに目だけを出した服装を
強制する教義が大嫌いなのですが、しかしわたしの思いを
別にすれば、私邸でのパーティーで酒がふるまわれば、
イランという国でその種の事柄で「治安当局が強制捜査」
したことはべつに問題にすべきとは思えませんね。
日本でマリファナパーティーをやればただではすみません。
(ID:18367902)
外交特権といっても、相手国の法秩序は守らなければならないということなのでしょう。
諸外国に出かける場合、我々はパスポートが身分証明になるが、特権的外交関係者といえども、相手国が発行する身分証明書保持が、義務付けられる場合もあるということなのでしょう。
このことを、日本に照らし合わせると、外交特権者でないのに、沖縄での日本の法律を無視した犯罪処理など、とても受け入れがたい現実は、沖縄の人たちに大きな負担を負わせている。沖縄基地問題の深刻さを考えさせられる問題であり、孫崎さんに感謝です。