自民党、公明党などの「改憲勢力」は3分の2を獲得した。
安倍氏周辺は、ますます、安倍氏支持の声が高まる。
一つの例は石破氏発言である。「石破茂地方創生相は12日、2018年9月に切れる安倍晋三首相の自民党総裁任期について、“(任期延長に)大義があって、自民党で決まれば当然ある”と述べ、延長もあり得るとの考えを示した」
しかし、確実にこの流れに抗しようとする力が育っている。
東京都知事選挙に踏み切った鳥越氏の発言がその典型であろう。
立候補を決めた理由を「参院選の結果で、憲法改正が射程に入っていることがわかった。日本の時代の流れが変わり始めた。東京都の問題でもある。国全体がそういう方向にかじを切り始めている。元に戻す力になれば。それを東京から発信したい」と語った。
そして野党共闘である。
鳥越氏の出馬意向表明からほとんど時間がないにもかかわらず4党合意が
コメント
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野党勢力が確かに育ってきているというより、体制が右に傾きすぎれば、戻そうとする力が、必然的に同じように働くということでしょう。国民の健全な判断をしているとみるべきでしょう。孫崎さんが使っておられる改正の言葉は、どなたか言っておられたが、使うなら改悪というべきでしょう。今の使い方では、改憲はすべて悪いことになってしまい、国民の素朴な考えとかけ離れていくことも心配される。