バングラデシュの首都ダッカの飲食店を武装グループが襲撃、人質を取ったテロ事件で、菅義偉官房長官は2日の記者会見で、日本人の男性5人、女性2人の計7人の死亡が確認されたと明らかにした。

他方、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系通信社が犯行声明を出している。

現在、イスラム国は、イラク、シリアでの土地の確保よりも、各地でテロ行動を行うことを呼びかけており、今回はこの流れの一環である。

安倍首相は今次事件に関し、7人の安否に関し「痛恨の極みだ。残虐非道なテロに強い憤りを覚える」と語っているが、この事態を招いている一因は安倍首相のエジプトでの発言による。

すでにイスラム国は安倍首相のエジプトでの演説をうけ、「アベよ、戦いに参加するというおまえの無謀な決断で、このナイフはケンジを殺すだけでなく、おまえの国民を場所を問わずに殺戮する」と述べており、その一環とみていい。

イスラム国は