芸術家は厳しい職業だと思います。「独自性」が求められ、そして社会に受容する用意がないと生きて行けない。

 舟越 桂は彫刻家1951年生まれ、 彫刻家・舟越保武の次男。

彼の『彫刻家 舟越 桂の創作メモ 個人はみな絶滅危惧種と言う存在』からの抜粋。

・アトリエは迷いの場であり、迷うから道を探す、

・芸術は進歩なんかしなくていい。範囲が広がっていくだけだ。

・「なぐさめ」だけでは芸術でなく、人間にとって新しい地平を示す物でなければならない、

・もっともっと考えてみるべきだ、

・日本のアーチストは「どうあるべき」で動きすぎないか。

日本のアーチストは「どうしたい」で動いているか。

・混沌としていることを鮮明に表す。

・みすぼらしく、うすぎたない仕事場からも、美しいものが生まれるように、よごれた人間からもすばらしい芸術がうまれるかもしれない。それは難解な救い。そして人間位厚みを加えていると思う