孫崎享のつぶやき

「助言-若い世代へ ⑪」舟越 桂の言葉「日本のアーチストは“どうあるべき”で動きすぎないか。日本のアーチストは“どうしたい”で動いているか。個人はみな絶滅危惧種

2016/05/09 06:22 投稿

コメント:8

  • タグ:
  • houhou60

芸術家は厳しい職業だと思います。「独自性」が求められ、そして社会に受容する用意がないと生きて行けない。

 舟越 桂は彫刻家1951年生まれ、 彫刻家・舟越保武の次男。

彼の『彫刻家 舟越 桂の創作メモ 個人はみな絶滅危惧種と言う存在』からの抜粋。

・アトリエは迷いの場であり、迷うから道を探す、

・芸術は進歩なんかしなくていい。範囲が広がっていくだけだ。

・「なぐさめ」だけでは芸術でなく、人間にとって新しい地平を示す物でなければならない、

・もっともっと考えてみるべきだ、

・日本のアーチストは「どうあるべき」で動きすぎないか。

日本のアーチストは「どうしたい」で動いているか。

・混沌としていることを鮮明に表す。

・みすぼらしく、うすぎたない仕事場からも、美しいものが生まれるように、よごれた人間からもすばらしい芸術がうまれるかもしれない。それは難解な救い。そして人間位厚みを加えていると思う

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

やはり、AI、コンピュータの万能化が進むこの時代にあって、生身の人間自身が「手を抜かない」ことも併せて守り続けないと、日本の将来は本当にロクなことにならないと思いますね。

No.6 103ヶ月前

p_fさんのコメントはいつもながら啓発的です。

No.7 103ヶ月前

骨のあるMythe et poemeさんのコメントには いつも立ち止まっております。

No.8 103ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細