私が大使館時代、数多くの、外遊にくる国会議員の世話だった。
常に考えさせられるのは、この外遊は国政に何の影響を与えているのであろう、名目はついてちょこっと相手政府の人と会うが、実態は単に国費を使って観光旅行しているだけではないかと思わされた。
戦後しばらく、議員が海外にいくのは意味があったと思う。
民主主義と離れていた国である。多くの立法をしなければならない。そのために、海外の情勢を知る。それはそれで意義があったと思う。
しかし、戦後日本は法整備も整い、体制が出来た。
今、海外で議員が実地で見なければ情勢が把握できないという時代ではない。
多分、今日、外遊と称される、多くの議員が団体旅行するもので、その結果、法律などに反映されたというものはほとんどないのでないか。
与党も野党ももう原則、外遊を止めたらどうか。勿論、大臣も含めてである。
交渉案件があ
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1:民進党の安住国対委員長衆議院選挙で野党協力与党協力前向き、2:参院新潟、森氏を野党統一候補に…自民「脅威」(読売)、
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野党22選挙区で統一候補、改憲阻止が極めて重要。自公等現有84.今回81で3分の2、ただし前回一人区自公29対1、これが25対5になれば阻止
コメント
開発途上国の国ならわからないこともないが、東京の知事といえば、小国では太刀打ちできない予算規模がある。
客観的事実を、舛添知事が分かっていないということはないでしょう。成り上がりものにつきがちな、表面を飾り、素朴な心を無視した虚栄心が鎌首を持ち上げ、公費乱用、大名行列で、威厳をふりまこうとしているに過ぎない。「哀れ、舛添」、言い訳をすればするほど、深みにはまっていく。このような問題は、法律以前の問題であるが、理屈屋になればなるほど、理屈をこね、何が何やらわからない問答になっていく。孫崎さんご指摘通り、法律を超えた人格、倫理がおのずから、トップに要求されるのですが、本人が全く理解しないのか、反対の論理を展開するのが得意なのか、馬鹿丸出しとしか言えない。
このようなことはおそらく日本だけだと思うのです。
偉くなったら海外旅行をする。しかも公費で。このことは私企業も公的機関も同じ事が言えると思います。訪問先の偉い人に会って考えを交換するなんてことは苦手。むしろ、その国駐在の日本国大使に招待され食事をすること。これがかなえられれば、彼らにとって最高の栄誉なんです。
上記の風習は日本そのものを象徴するものですから、なかなか治らないのではないでしょうか。新聞で舛添のことを面白おかしく取り上げているだけでもよしとしなければならないと諦めています。
政治家の外遊は、文字通り「外国へ遊びに行く」ことに過ぎない。
もしも、仕事をしてきたというのなら、それによって「どんな情報を得て、国にどんな貢献を与えたのか。そして、それに要した費用の明細」を公表して、国民の判断を受けるべきである。使った経費に見合う成果がなければ、その経費は自己負担にする。そんなことは民間では常識である。
特に首相や閣僚に場合は厳正に審査すべきだと思う。そうしたら、安倍首相は先祖から譲り受けた巨額のの財産も無くなってしまうだろう。アベノミクス失敗の最大の理由は、彼の無駄づかいなのだから。
(ID:299351)
県議市議の国内視察も大概だと思います。具体的成果なんて皆無ですし。