第3回 あなたはキャバ嬢との安い奇跡を信じてはいないか?
奇跡があふれかえりすぎているように思われる。
奇跡が起きるのは通勤帰宅時の駅構内や往来。
奇跡を起こすのは大概若いギャルで、学校やバイトといった狭いコミュニティの友人と思われる人物に会うなり、瞳孔を開き、気味の悪い笑顔を浮かべ、嘘?マジ?ヤバいんだけど!奇声を発しつつ両の手のひらを合わせ体をくねらせハグやハイタッチ。それから、ありえないんだけどー!と絶叫して昨日からの近況を大声で報告しあうのである。周囲に奇跡のアピールをするのである。
正直迷惑である。
これは、ナンバーワンよりオンリーワンのほうが尊いのだよ。綺麗な薔薇と同様に、アスファルトに咲く名もなき薄汚い花も美しいのだよ。そんな風潮が原因なのではないか。
こうしてオンリーワンだ。生きているだけで奇跡だと考える人物が培養されるのである。
しかし、そんな本人の意識とは裏腹、特別な顔面体型才能を持たない者は当然オンリーワン扱いされない。おかしい。オンリーワンなのに。ムカつく。
そこでDIY奇跡である。
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