Vol.463 結城浩/文章を書き始めたきっかけ/だらだらYouTube見て後悔/スキルが低くネガティブな自分の戦略/文章を客観的に読む/試験に落ちた/

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2021年2月9日 Vol.463


目次

  • 結城さんが文章を書き始めたきっかけは何ですか - 文章を書く心がけ
  • だらだらとYouTubeを見てしまって後悔する
  • 個人事業主四年目、スキルが低くネガティブな自分の取るべき戦略は? - 仕事の心がけ
  • 自分が書いた文章を客観的に読むコツ - 文章を書く心がけ
  • 絶対に受かりたかった試験に落ちてくやしい - 学ぶときの心がけ

はじめに

結城浩です。

いつもご愛読ありがとうございます。

新刊『再発見の発想法』《サイン本無料プレゼント》の話。

『再発見の発想法』は2021年2月20日(土)に発売予定となっています(ただし、流通の関係で数日前後する場合があるかもしれません)。とっても楽しみです!

刊行を記念して恒例の《サイン本無料プレゼント》を実施しています。ぜひお申し込みくださいね!

◆『再発見の発想法』《サイン本無料プレゼント》(〆切は2021年2月10日)
https://snap.hyuki.net/20210131131505/

◆アマゾンでみる『再発見の発想法』(紙・電子ともに予約可能)
https://amzn.to/2LD8Sx4

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メール日記の話。

月初めになったので、2021年1月に送った「結城浩のメール日記」をPDFにまとめました。以下のリンクから無料でダウンロードできます。よろしければどうぞ。

◆結城浩のメール日記2021年1月(結城浩ミニ文庫)|結城浩
https://mm.hyuki.net/n/naa6d40c9409d

「結城浩のメール日記」は、「私がふだん考えていることを、あなたにメールで送ります」というコンセプトの無料企画です。登録は以下のリンクからできます。こちらも無料です。

◆結城浩のメール日記(無料のメール配信)
https://diary.hyuki.net/

メールを送っているし、Webサイトでアーカイブも読めるのに、どうしてPDFにまとめるのかというと……何となく、です。特に理由はありませんが、何となくPDFにまとめておきたいという気持ちがあるからです。

そして実際、ひと月分をこうやってPDFにまとめて読み返すと、自分なりに発見がありますね。

結城は毎日同じような日々を送っているという実感がありますが、さすがにひと月経ってみると微妙な変化や推移があるものです。それを再確認できるのがいいですね。「なるほど、私はひと月こういうことをやってきたのか。確かにそうだな、うん」という感覚のことです。

実は、あなたがいま読んでいるこの「結城メルマガ」も、自分で読み返すと同じ感覚になります。ただし、時間の幅は多少異なりますけれど。

メール日記にせよ、メルマガにせよ、「結城浩の作業ログ」にせよ、さまざまな時間の幅で「振り返り」をしているのでしょうね。

「振り返り」は「時の流れの中にいる自分」という制御困難なものを、自分なりに把握しようとしている行為かもしれません。近くを見たり、遠くを見たりして。

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Pluszleの話。

結城はパズルゲームが好きですが、最近のマイブームはPluszleです。

無課金ですが、毎日のようにやっています。

Pluszleは行ごと列ごとの和が示されていて、もとの数を選択するゲーム。感覚的には「ナンプレ」や「お絵描きロジック」と少し似ているかもしれません。

プレイして、良い成績を取ると「あなたは上位30%です」のように表示されます。なかなか上位30%よりも上に行くことは難しく、世の中の人は計算が速いのだなあといつも驚きます。先日、やっと上位20%に食い込み始めました。

◆Pluszle(スクリーンショット)

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◆Pluszle: 脳のロジックゲーム
https://apps.apple.com/jp/app/id1327839430

なお、これまでに紹介したパズルゲームの一部はこちらのマガジンにもまとめています。

◆結城浩のゲーム紹介
https://mm.hyuki.net/m/m040ed211c91b

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それでは今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。


結城さんが文章を書き始めたきっかけは何ですか - 文章を書く心がけ

質問

結城さん、こんにちは。

毎週のメルマガ、楽しく興味深く読ませていただいています。ありがとうございます。

最近メルマガにて、文章を書けるようになるためには、とりあえず文章を書くしかない、という内容をよくみます。

すでに答えた内容だったら申し訳ないのですが、結城さんは、いつ文章を書き始めたのでしょうか。

また、書き始めるきっかけなどあったのでしょうか。

それとも、幼少期から文章を書くのが好きで、それが結果として仕事となったのでしょうか。

今の仕事、ひいては生活になった経緯を知りたいと思い、質問を送らせていただきました。

回答

ご質問ありがとうございます。

要約すると、以下のようになります。

  • 幼少から文章を書くのが好きということはありませんでした。
  • 意識して文章を書く「練習」をしていたのは大学生のころです。
  • 文章を書いてお金を得ることや、本を執筆することについては、自分の意志とは直接関係のない「きっかけ」や「出会い」がいくつかありました。

ご質問に関係した読み物をいくつかリンクしますね。

◆意識して文章を書くようになったのはいつからですか(文章を書く心がけ)
https://mm.hyuki.net/n/n7f549b39189c

◆若いときに学ぶ(学ぶときの心がけ)
https://mm.hyuki.net/n/n73ea7794c090

◆「キミ、書いてみない?」という一言で(結城浩「書くという生活」)
https://mine.place/page/06fc428d-c054-4b61-903d-ee18a9cf1a68

◆ラノベ大好きな中学三年生です。どうしたら作家になれますか?(Q&A)|結城浩
https://mm.hyuki.net/n/n092b2d4002ae