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ヘヤカツ流不動産投資術その24「リノベーションの効用」(2,012字)

2014/11/13 06:00 投稿

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 リノベーションをする場合、実際の施工は専門の業者にお願いすることになるのだが、間取りや雰囲気などの全体プランや、建具・材質といったディテールの選定など、施主であるあなたが決めなければならないものも多い。
 もちろん、これらを業者に丸投げすることもできるのだが、しかしそれはあまりにももったいない。なぜなら、自らが積極的にリノベーションにかかわることは、二重・三重の意味で「投資」につながるからだ。

 例えば、これは見過ごしがちなことなのだが、建具というものにもそれぞれ「価格」がある。トイレの便器一つとっても、いろんなランクのものがあり、それぞれに値段がついている。
 しかしながら、便器の値段を知っている人はほとんどいない。家の建具は、普段我々が毎日接しているにもかかわらず――いやそれがゆえ、値段を知らないものが多い。それを知るだけでも勉強になる。

 例えば便器は、一番安いもので一〇万円位する。いろい

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