しかし、競争のない新しい分野を作り出すというのは、言うは易く行うは難しで、至難の業だ。とても難しい。
それでも、方法がないわけではない。何事にもメソッドや法則があって、「新しい分野を生み出す」ということにも、もちろんそれはある。
では、「新しい分野を生み出す」ための、法則やメソッドとは何か?
それは、「人のしないことをする」ということだ。
ただし、闇雲に人のしないことをしても意味がない。殺人をする人が少ないからといって殺人鬼になっても、誰もそこに価値を見出してくれない。誰もそこに価値を見出してくれなければ、新しい分野を生
コメント
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>>1
予期せぬ成功を意図的に作り出す、ということで合っています。
予期せぬ成功も起こりやすい起業と起こりにくい起業とがあり、例えば3Mなどは起こりやすいのですが、それを詳しく調べると、やっぱり予期せぬ成功を意図的に作り出しているところがあるのですよね。
「ビジョナリー・カンパニー」という本に、そのことは詳しく書かれています。
(著者)
>>2
確かに!
「どれを選んでも親が豚と認めることになる」というのは確かにきついですね。
ぼくにはそこまでの解釈がなかったので、面白い見方ですね。
あおこは、いびつな作り方だからこそ生まれた豊かで奥深いシーンの象徴だということができると思います。
(著者)
>>3
おっしゃるように、オーソドックスな枠組みというのがまず前提としてあり、驚くべきことに、ほとんどの人がそれを共有しているのですよね。
絵画だったらデッサンがしっかりしている、映画だったり起承転結がしっかりあるというのが、その枠組みです。これが驚くほど広範に共有されているというのも、興味深い事象ですね。
その枠組みを、計画的ではありながらも、意識的にではなく無意識的に壊していくと、新しくかつ価値のあるものを生み出せるのだと思います。