情報リテラシーはどうやったら身につくのか?:その33(1,542字)
人間は、誤る。むしろ、誤った方がいい。いや、誤らないとまずい。
なぜなら、成長(進化)に誤りは不可欠だからだ。そして、成長しないと、人は死ぬ。死を避けるためには、誤るしかないのである。
しかしながら、誤ったままでも、人は死ぬ。だいじなのは、「誤った後に正解へと戻ってくること」だ。この「誤った後に正解に戻ってくる力」のことを「レジリエンス」という。近年、レジリエンスは人が生きていくためにはきわめて重要な能力だとして注目されている。
では、レジリエンスとはどのようなものか?
また、どうすれば育まれるのか?
まず、レジリエンスとは「失敗にへこたれず、再チャレンジする力」のことである。では、どうすれば失敗にへこたれず、再チャレンジできるのか?
そこで必要なのは、以下の3つの要素であろう。
1.失敗を最小限でとどめること
2.失敗を活かせる客観性
3.もう一度チャレンジする気力
順に見ていきたい。
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