ハックルベリーに会いに行く

我々は差別者である(2,085字)

2020/03/31 06:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
今日はちょっとモヤモヤしているので連載は休みにし、今思っていることを書きたい。それは「差別」についてである。

感染症の興味深いところは、被害者が同時に加害者になるというところだ。守るべき対象が、忌むべき対象にもなる。そういう矛盾を内包している。

これはしばしばゾンビ映画の主題にもなる。愛する人がゾンビになってしまった。そして、自分を殺しに来る。それに対して、どのような行動を取ればいいのか? Netflixにある『カーゴ/Cargo』という映画は、まさにそれがテーマだ。

ところで、長野県佐久市の市長が、東京から軽井沢に避難してきた人たちに苦言を呈していた。「東京の住人が軽井沢に来ることで、こちらの住人の感染リスクが高まる。『外出の自粛』というのは、東京の家に閉じこもっていろという意味で、軽井沢に非難しろということではない」というような趣旨の発言をしていた。

それに対し、批判をする人もいたが、

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細