映画のサンプリングについて研究する:その5「『フォレスト・ガンプ』がサンプリングした映画」(2,011字)
『フォレスト・ガンプ』の中で、ダンとフォレストはニューヨークの道を渡る。このとき、タクシーに轢かれそうになったダンが「I’m walking here!」と怒るのだが、このシーンにはサンプリングした元ネタがある。それは『真夜中のカーボーイ』だ。1969年の作品で、ジョン・ヴォイトとダスティン・ホフマンの二人が主演している。
『真夜中のカーボーイ』では、ニューヨークの横断歩道を二人が渡ろうとするシーンがある。そのとき、タクシーが突っ込んでくるのだが、それに轢かれそうになったダスティン・ホフマンが「I'm walking here!」と怒るのである。
このシーンはとても有名になった。なぜかといえば、これは見ると一目瞭然なのだが、そもそも印象的ではある。強烈に惹かれるところがある。ただ、これも話の筋とは関係ない。単にタクシーに轢かれそうになっただけで、それ以前のストーリーとは関わりがないし、そ
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