上半期を締めくくるグランプリ、宝塚記念の取材で栗東トレセンに来ています。ダービー週以来になりますが、天気に恵まれました。
今朝は注目の追い日。6時に馬場が開場となるので自分は4時起き、5時20分に宿舎を出て、トレセン内の調教スタンドに向かいました。
早起きは三文の徳。スタンドに到着し、奥の方で運動をしている4頭の姿が目に入ったので近づいていくと・・・、クワッ。角居厩舎です。
先頭を歩くデニムアンドルビー、ディアデラマドレ、ラキシスのG1特殊ゼッケン3頭、それから古馬の919番・・・、ダート界の女王サンビスタです。
角居厩舎でオープンクラスの牝馬4頭、「うわー、ちょー豪華」と見入ってしまいました。
宝塚記念に挑む3頭。前走体重で見れば、デニムが448キロ、ディアデラが456キロ、ラキシスが468キロ。決して大型馬というわけではないのですが、3頭ともドシッとしていて、さすがのオーラを放ってました。
とにかく体高があって、脚長のモデルさんなのがラキシス。胸前とトモの筋肉が素晴らしく、牡馬顔負けの戦歴同様に体形も不思議な形のデニムアンドルビー。3頭の中では最も小柄で利発さとバネを感じさせるディアデラマドレ。
素晴らしい歩き姿を堪能してからスタンド3階に上がり、コースで追われた2組の併せ馬を観察しました。この3頭・・・、「めっちゃいい」と自分は思いました。【木南友輔】
24日朝、追い切りに備えて準備運動を行う角居厩舎勢。右からデニムアンドルビー、ディアデラマドレ、ラキシス、サンビスタ
トレセン構内に向かう坂道。結構な急坂で自分にはつらいんですが、本紙伊嶋記者は力強く駆け上がっていきました