プリンスオブウェールズSのスピルバーグは6着でした。いつも最後にものすごい脚で追い込んでくる馬なので直線残り100メートルでもまだ逆転を信じてましたが・・・、悔しいです。
昨年は2分1秒台のレコード決着でしたが、今年は2分5秒台の決着でした。パンパンの硬い馬場。伸びきれなかったのは馬場か、それとも展開か・・・。
勝ったのはフリーイーグル、2着はザグレイギャッツビー。とても不思議ですが、自分はこの2頭、2年前にアイルランド、英国へ取材に行ったとき、偶然見ています。G1の前座の2歳重賞で・・・。
フリーイーグルが3頭立てのレースでオーストラリア(昨年の英ダービー馬)にぶっちぎられるのを、ザグレイギャッツビーが4頭立てのレースで力なく2着に敗れたのを・・・。
あのときの馬が日本から参戦したスピルバーグを置き去りにして激闘を演じました。競馬の世界は面白いです。
今回は先週の火曜に渡英し、1週間ちょっとの滞在。初日に見たときから徐々にスピルバーグの気配が上がっていくのを感じましたが、絶好調と言い切れるほどの状態でなければ海外で戦うのは厳しいのかな、あらためてそう思いました。
今晩は英国最後の晩、飲みまくろうと思います。【木南友輔】
17日朝、ウォーレンヒルの横の道を下っていく赤い馬運車。スピルバーグを乗せてアスコット競馬場に向かいます。右は藤沢和師
初日4RセントジェームズパレスS、5RアスコットSに続き、6RウインザーキャッスルSで3連勝を達成したライアン・ムーア。馬はワシントンディーシー(母の父シンコウフォレスト)
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