今日も「世界」との戦いが始まる。
 G1開催にわく中京では1R前から雨が降り出した。レースにどう影響するのか気になるところだ。
 昨日はインターネット中継でオーストラリアとUAEのレースに出走した日本馬の走りを見届けた。海外で戦う難しさと勝つことのすばらしさをあらためて感じた。ドバイの勝ち馬の背中にはスミヨン、ビュイック、ギュイヨンと日本でもなじみのある騎手がいた。世界との距離は遠いようで近い。
 そして今日の高松宮記念では、香港スプリントの覇者エアロヴェロシティが殴り込みをかけてきた。土曜朝の最終調整にはオーナーのンガイ・ヨン氏も駆けつけた。ドバイなど他国ではなく日本を選んだ理由を聞くと「初めての海外遠征で、日本だと輸送が短い。ドバイのダートより日本の芝で走る方がいいだろうということになった」と説明していた。少なくとも物見遊山の参戦ではなさそうだ。
 余談だが、昨日は中京で念願のカレーそばを食した。愛知県在住の20代女性の方からハガキで「ぜひ」と勧められていたものだ。第一印象はカレーとそばがケンカしているように思えた。そう、口の中で「日本」と「世界(インド?)」が戦っているような…。それでも、そばに汁がしみ込むにしたがって味が一体化して、クセになってきた。少しのびたぐらいで食べるのをオススメしたい。【太田尚樹】7b5c49a5ffa12b0c31ecec568269f40096a1ab98
中京1Rでは観客席で傘を差す人がちらほら(撮影・太田尚樹)

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